ロボット残党兵 (1) (リュウコミックス)
■ 【オススメ】 機械化人間が、戦争に投入される。
第二次大戦中、人体を改造して機械化する計画が各国で進められていた。 研究者である主人公は、兵器としてではなく一人の人間として 扱うことをモットーとし、人間であったときの仕草や癖を残した 上で機械化させていた。その中には、不治の病から機械化を選択した 友人もいた。
人間の機械化を、人間兵器という形で描いた一作。 戦場も未来ではなく第二次世界大戦に設定しており、 架空戦記ものの趣き。 飯島祐輔「 轟拳ヤマト 」が一瞬頭に浮かんだが、ロボットを扱い飄々とし ノー天気な明るさのあるそれに対して、こちらは 戦争の暗部を抉り出すように、 深く深く潜り込む作品。
絵は、黒田硫黄 なんかが好きなら近いかな?
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横尾公敏
妄想戦記 ロボット残党兵
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【帯】 吾妻ひでお&安彦良和が世に送り出した龍神賞受賞作家の 衝撃作! 戦えど戦えど我が暮らし楽にならざり掲載=月刊COMICリュウ 2007年12月号、2008年2月号、 4月号、6月号、8月号、10月号
【裏表紙】 昭和十八年−。 第二次世界大戦ノ最中、敗戦ノ色ガ濃厚ニナッタ日本ハ 極秘で開発シテイタ“ロボット兵器”ノ導入ニ踏ミ切ッタ。 主人公、三船ハ自身ノ病魔ト闘ウタメ、愛シイ 家族ヲ守ルタメ、“ロボット兵器”開発技官デアル 親友ノ高橋ニ自ラ志願スルコトヲ告ゲ、人トシテノ 自身ニ終止符ヲ打チ、人間兵器トシテ 戦地ヘト赴クノダガ・・・・・・
徳間書店
RYU COMICS
2008(平成20)年12月1日初版発行
定価=590円+税