あいざわ遥/リネンとガーゼ
リネンとガーゼ 1 (1) (りぼんマスコットコミックス クッキー)
■ 内気な女性の成長譚、かな。
手芸好きが高じて立ち上げたネットショップが 軌道に乗り、仕事として確立しつつあるヒロイン。 忙しくなってバイト先のカフェをやめたが、 実はそれにはほかの理由もあって、 つきあっていた男の子を新しく入ってきたバイトの子に とられたからでもあった。
思いをうまく口に出せずイイ顔をしてしまう優柔不断さ に自己嫌悪する彼女。そこに、姉が娘を連れて出戻ってくる。 この姪っ子が元気で、ヒロインの日常が掻き乱されることになる。
擬似家族もの、というジャンルの作品は大抵が 良作になるものだが、本作もその例に漏れぬ出来。 姪っ子なので近親ではあるが、 たまに遊びにくるのと、 いきなり一緒に住むようになるのとでは、 話が違う。面倒をみるはめになり、 大変になるわけだが、姪っ子はじゃまくさいけど、 そんな彼女が元気をくれるのだった。
昔の彼への未練というかもやもやしたものを抱えた 恋愛面の話は、もうこれがぜんぜん進まないし 相手には彼女もいてそこは揺るぎそうにないわけで、 何をどうしたいのかと思うが、 まぁゆっくりとオトナになっていく話だと して気長に読めばいいのだろう。
その点、後半に入っている作品は前後編で結末ある 分、読み終わってすっきり。人の気持ちや行動が 読める女の子の話だが、 その能力は他人事だからこそ発揮できるのだ、というもの。 語り手が統一できていないところは 気になったが、 周囲に気を配る美人の不器用さ、という 話は面白かった。
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あいざわ遥 (あいざわはるか)
リネンとガーゼ
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【帯】 針をさしてる時間がすき あたしの作品を欲しいと言ってくれる人がたくさんいる ネットで人気のクラフト作家・川乃。 姉が姪のここみを連れて帰って来てから、川乃の生活は バタバタで・・・。仕事も恋も、自分らしく表現しようと前進する川乃の ハートフル・ストーリー掲載=クッキー 平成19年9月号、20年3月号、7月号、「フツウの彼女」クッキー 平成17年5月号、6月号
【裏表紙】 売り出し中のクラフト作家・川乃は、大好きな手芸を仕事にできて幸せな毎日。 しかし突然、夫と別居した姉が子連れで家に戻ってくる。 静かな生活が一変 姪のここみに振り回される毎日に・・・。 その上フラれた元彼に再会してしまい!?
集英社
りぼんマスコットコミックス クッキー
2008(平成20)年10月20日第1刷発行
定価=400円+税

















