明石英之/きんぼし

きんぼし
きんぼし 1 (1) (ヤングマガジンコミックス)

■ 天才は野球の神に見捨てられ、 相撲の神に魅入られる。

運動能力抜群の一年生投手。 しかし身勝手で、練習試合でもわざと ピンチを招き、そこから切り抜け、 自分ってスゴイ!という自作自演を 試みていた。が、投じた球がピッチャーがえしに あい、顔面を直撃。結果、片目が見えなくなってしまう。

野球は無理だろう、といわれた彼を待つ チームメイトはなく、彼女にも振られ、 散々なところを、相撲部の主将がスカウトにくる。 相撲部、といっても部員が足りずに同好会状態。 もう一人入れば部に昇格できるという。 主人公の能力にほれ込んでいた主将は、 朴訥ながらも率直な売り言葉で勝負に誘い、 土俵の上に連れ出した。

類まれな能力の持ち主が相撲を始める物語。 なんでいま相撲なの?というのは、 別に野球やサッカーについては思わないので いうだけ野暮なのだろう。 格闘技のほうが片目のハンデって大きいのでは? と思うが、どうなんでしょう。

それぞれ事情のある面々が集う部活ものとして 面白くできているが、このあとは、どこまで 相撲独特の魅力を見せられるか、でしょうか。 なんでそこまで相撲にこだわらなければ いけないのか、も見せてほしいところ。



明石英之 (あかしひでゆき)
きんぼし
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【帯】 汗の数だけ強くなる!血ヘドの数だけ闘える!!オレたちは絶対に輝ける!!! ぶちかまし青春ストーリー、第1巻刊行!!
掲載=ヤングマガジン 2008年30号〜36・37合併号

講談社
ヤンマガKC 1721
2008(平成20)年10月6日第1刷発行
定価=533円+税


■著者の作品レビュー
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