宮部みゆき、オオイシヒロト/スナーク狩り

スナーク狩り
スナーク狩り 1 (1) (BUNCH COMICS)

■ 復讐を企む女性は、 気のよさそうなバーテンダーをその計画に利用する。

結婚式場、銃を抱えて乗り込む女性。 復讐に来た彼女に、懇願する花婿。 そんなファーストシーンののち、 話はクリスマスのバーに移る。 人の来ない店で ひとり待つバーテンダー。 そこに女性がやってくる。可愛い彼女に バーテンダーは一目惚れ。 その彼女はしかし冒頭の、銃を抱えた女性 であって・・・

ルイス・キャロル 由来の「スナーク」、 捜し求める生物なのだが、 それを捕まえた者は謎の消失を遂げてしまう。 これをそのままタイトルにした本作は、 宮部みゆきの小説原作、その小説は 読んでいたはずなのだが・・・こんな話だったっけ、 ぜんぜん思い出せない。うーん、読んでなかったのか? いやそんなはずは・・・あるんだろうなぁ。 まったく記憶にないんだから。

なので先を知らない私は楽しんで読めるわけだが、 先が気になるという感じにはなっていかない。 ヒロインが何をしようと、主人公がどう行動しようと、 関係ない、と思う程度の距離感があるからか。 作品に没入して共感するほどに人物は描かれておらず、 読み手を引きずり込むほどの展開も物語にはない。 このあたりが、巻を跨がない、あるいは複数冊でも 一気に発売される小説と、 複数巻が別々の月に発売される漫画単行本との違い。 どこで巻をまたぐか、それまでにどれだけの素材を出しておくか、 というテクニックが必要になってくる。

ほかの漫画と比べて、どうも積極的に 2巻を買う気になれないのは、 そのあたりがうまくいっていない、ということなのかもしれない。 が、それはどう考えても色々読みすぎた結果なので、 原作未読であれば楽しんで読めるのではないでしょうか。 まぁ、楽しい、という内容ではなくて陰鬱ではありますが。 → 原作:スナーク狩り (光文社文庫)

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原作=宮部みゆき(みやべみゆき)、漫画=オオイシヒロト
スナーク狩り
→ 【 アマゾンで購入 : スナーク狩り 1 (1) (BUNCH COMICS)
著者の他作品(過去記事)→ 宮部みゆき、中平正彦/ドリームバスター 天童荒太、オオイシヒロト/包帯クラブ
【帯】 宮部みゆき原案!! 漫画化不可能と言われた禁断の傑作サスペンス!

【裏表紙】 教会の扉は開けられた。新郎新婦の前に突如現れた女性の手には、 一丁の散弾銃が握られている。彼女を狂気の行動に突き動かしたのは かつて愛した男への「復讐」。彼女の過去に一体何が−!? 宮部みゆき×オオイシヒロトによる恋愛×ミステリーの新感覚サスペンス!
掲載=週刊コミックバンチ 331号〜340号(2008年4月18日号〜6月27日号)

新潮社
BUNCH COMICS
2008(平成20)年8月15日初版発行
定価=514円+税



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