【オススメ】 島本和彦/アオイホノオ

アオイホノオ 1 (1) (ヤングサンデーコミックス) (コミック) 島本 和彦 (著)

■ 【オススメ】 漫画家の卵の物語。

1980年代、大阪。芸術大学に通う主人公は 漫画かアニメかで悩んでいた。 マンガは大御所作家の独占状態からゆるみ、 新人も起用する甘い状況になっているように見え、 主人公は自分でもいけるんじゃないか、 と考える。アニメに比べて絵の上手さも 問われないだろう。しかし、いつでも漫画家に なれそうだ、と考えると、青春を堪能してからでも いいのではないかと思い、行動に移れない。

が、そんな間にも続々出てくる新しい才能、 あだち充に高橋留美子、細野不二彦といった 面々の作品を読むと、自分の好きなことややりたいことを 先んじられており、衝撃を受ける。また、 学生の作品を見て彼我の才能の差を実感し 落ち込んでしまう。

そんな漫画家の卵の実録風フィクション。 80年代青春史にもなっており、 熱いだけのドラマではないので 著者の既存ファンより広い話題と人気を集めるだろう。

いまだ何も始まらず悶々としているところが 共感を呼ぶ。しかもそのあとデビューして 活躍し名を残すことはわかっているので、 挫折だけの話ではないと安心して読む事ができる。

松田聖子のエピソードでは、 「裸足の季節」が10位に入れず、 当時のCMは別のタレントさんが出ていて 松田聖子本人が露出しはじめたときは その子よりルックスが落ちると いわれたことを思い出した。 そんなふうに、80年代を知るものには追体験できる一作。

40代は同時代を思い出す一方で、 実名で著名人が多く出てくるので 若い世代も十分楽しめるだろう。

しかし、年上と同学年とふたりの かわいい女の子にアプローチされて、 そんな青春だったら確かに次の一手を踏み出す のはまだ先でも、と思う気持ちはわからんでもない。

■続刊購入する?→ 【絶対買う】

島本和彦 (しまもとかずひこ)
アオイホノオ → 【 小学館:コミック 『アオイホノオ 1』 , アマゾンで購入 , ビーケーワンで購入

【キャンペーン情報】 庵野秀明×島本和彦 直筆サイン色紙 3名に 7/31締め切り 帯の応募券のみで応募可能
掲載=週刊ヤングサンデー2007年14号、16号、24号、27号、34号、43号

小学館
ヤングサンデーコミックス
2008(平成20)年2月10日初版第1刷発行
定価=514円+税

著者の他作品(過去記事)→ 島本和彦/新吼えろペン


コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

search this site.

selected entries

categories

profile











ブックオフオンライン

チケットぴあ

WOWOW

fujisan.co.jpへ
/~\Fujisan.co.jpへ

日経エンタテインメント!
日経トレンディ (TRENDY)
週刊ダイヤモンド
週刊東洋経済
宣伝会議
トッププロモーションズ販促会議
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー
競馬最強の法則
競馬王
会社四季報 プロ500
会社四季報 ワイド版
ダイヤモンドZAi(ザイ)


ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM