【オススメ】 岩本ナオ/町でうわさの天狗の子

町でうわさの天狗の子 1 (1) (フラワーコミックス) (コミック) 岩本 ナオ

■ 【オススメ】 羽海野チカも帯で絶賛、の天狗の娘の話。

ふつうの女の子のふつうのラブコメ、なのだがちょっと普通でないのは ヒロインは天狗の娘で怪力なのだった。

美人の母と、天狗の父との間に生まれたハーフ。山を 守る天狗様は町人に尊敬される存在。その娘は普通の外見だが、 力が強くて大食らい。父は娘に天狗になって欲しいと 言うが、天狗になりたい少女なんているわけがなく。 ただ、彼女の友達の男の子は、天狗になるべく修行中。

そんな設定で綴られる物語。童話かというと、天狗がいて、 天狗と人間のハーフな少女がいて、それが受け入れられている、 ということ以外はごくふつうの話。「ドラえもん」では 町内ではドラちゃんがごくごく自然な存在であるのと同じ。 高校に進学すると別の中学、別の町民には天狗のことが 信じられず、ここでようやく部外者の視点が出てくるが、 そこまで進む時点では読者は既に天狗の存在に慣れてしまっている。

変な話で、しかも、そんな設定がありながら展開されるのは、 ラブコメ。自分が天狗の娘であっても普通に接してくれる、 というか誰にでも分け隔て無く明るく接する男の子に惚れて、 告白する。

天狗にならなきゃいけないというわけではないが、 それでも父が天狗であったり怪力の持ち主であったり、 だからといって疎んじられることは全くないし、 怪力であることについては恥ずかしいと思う素振りもないのだが、そんな 妙な宿命を背負った女の子がふつうの恋愛を送れるかどうか、 というサガを描いた作品−なのかなぁ。天狗になりたがっている少年も よく分からないし。惚れた相手もなにかありそうで、で、告白の返事は、 というところで巻またぎ。巻末には別の読み切りが一編入っている。 で、そちらのほうが作者の作風に見える。 表題作には面食らった。なんかよくわからん、が、面白い、ような気がする。 天狗の父さんは、なんか抜けててかわいい。

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岩本ナオ (いわもとなお)
町でうわさの天狗の子 (まちでうわさのてんぐのこ) → 【 小学館:コミック 『町でうわさの天狗の子 1』 , アマゾンで購入 , ビーケーワンで購入

緑峰山(りょくほうざん)の天狗の娘、秋姫(あきひめ)は、下界で母親と暮らしながら中学校に通っている。お山で修行にはげむ幼なじみの瞬(しゅん)ちゃんから、天狗になるための修行をするようにいわれるが、断り続ける毎日だ。そんな秋姫の心の中は、同級生の“タケル君”のことでいっぱいなのだが…。ヘンテコ青春ファンタジー、第1巻
掲載=flowers 2005年12月号(「手をとって、そのままで」)、2007年6月号〜12月号

小学館
flowersフラワーコミックス
2007(平成19)年12月26日初版第1刷発行
定価=390円+税



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