剛英城、高田優/逃亡弁護士 成田誠


逃亡弁護士成田誠 1―孤独と絶望の法律運用ドラマ (ヤングサンデーコミックス)

■ 「ブラックジャックによろしく」だの「イキガミ」 だのを心の底から好きな方にはオススメできるかも。

主人公は弁護士だったが、 先輩弁護士の殺害と横領の罪を着せられ 現在逃亡中の身の指名手配犯。 だが、それでも、法律を信じ、 自らの潔白を晴らそうと奮闘していた。

・・・現代の日本で、弁護士が簡単に殺人犯にされるものか? と設定にまず疑問を抱く。本当に無実なのだとすれば、 なにか力が働いているということか。でもそれならば 逃亡犯として泳がされているのも意味がわからない。

そんな状況でも法律を信じ続けるという主人公の設定は、 あまりに頑なすぎて共感が沸かない。しかも、 逃亡中であるのに、困っているひとを見たら助けずにいられないという お節介精神で、それで自ら苦境に陥る。警察に怯えるなら、 そこで余計なことをするなよ!お前は、 ホラー映画のヒロインか!!

主人公にとって重要なのは自分の冤罪を 晴らすことだろうに、日々の生活に追われた上で 他人の世話までする・・・高潔な人物と言いたいのか 弁護士らしい人物と言いたいのか知らないが、 話の組み立てとしてどう考えてもおかしいだろう。 逃げない逃亡者が捕まりそうになっても読み手は ハラハラしないよ。

世界が僕を嫌っても僕は世界を愛す、とか、 君がいくら傷つけても僕は君が好きだよ、とか、 そんな話。マゾか。

彼を窮地に陥れた闘うべき敵の存在がはっきりせず、 しかも主人公に闘う姿勢がない。僕はなにもしていないのに 何で?という、それだけなので、ごめん、勝手にすれば、 と思ってしまう。闘う相手が見えない逃亡者ものなんて、 どこに面白さを見つけて読めばいいのだ?

今年一、二位を争う駄作。人物の造形の 底が浅すぎる。構造がおかしい。

■続刊購入する?→★
クロサギ 」と同じ雑誌で連載とは。比較すると構造の浅さが目立ってしまう と思うのだが。編集者の発想を疑う。

【帯】 諦めない。喩え社会が認めてくれなくても。  超実力派ルポライター剛英城 と俊才高田優が描く 孤独と絶望の法律運用ドラマ

大反響!!衝撃の問題作!!! かつて法に携わり、法に裏切られた弁護士がいる。 彼の名は、成田誠。だが、彼は、今も決して法に絶望することなく、 法を信じて生きている。 繁華街の雑踏に身を隠し、名を変え、職を変え、身に覚えのない「弁護士殺人 及び放火・横領背任」の罪を晴らすため、真犯人を探し続ける。 彼は、弁護士登録を抹消された、逃亡中の弁護士である。

【裏表紙】 かつて法に携わり、法に裏切られた弁護士がいる。 彼の名は、成田誠。だが、彼は、今も決して法に絶望することなく、 法を信じて生きている。 繁華街の雑踏に身を隠し、名を変え、職を変え、身に覚えのない「弁護士殺人 及び放火・横領背任」の罪を晴らすため、真犯人を探し続ける。 彼は、弁護士登録を抹消された、逃亡中の弁護士である。“ 法が人を裁くんじゃない、人が法を捌くんだ−” 孤独と絶望の法律運用ドラマ、ここに開幕!!

原案=剛英城(ごうひでき) →【 アマゾンで検索 】 、 著者=高田優(たかだゆう) →【 アマゾンで検索
逃亡弁護士成田誠 The Fugitive Lawyer, Makoto Narita → 逃亡弁護士成田誠 1―孤独と絶望の法律運用ドラマ (ヤングサンデーコミックス)

掲載=週刊ヤングサンデー 2007年20号〜30号

小学館
ヤングサンデーコミックス
2007(平成19)年9月10日初版第1刷発行
定価=533円+税



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