【オススメ】 富田安紀子/Re:Life−リライフ−

Re:Life 1 (1) (ヤングキングコミックス) (コミック) 富田 安紀子

■【オススメ:今月のパワープッシュ!】話の組み立ては「クロサギ 」に近い、かな。 今月のオススメ!

生きていくことに絶望的な主人公。 飛び降り自殺の巻き添えを食らったが奇跡的に無傷で助かってしまう。 その事故ののち、彼には特殊な能力が芽生えていた。 死者と関係のあるものに触れると、そこに込められた思いが見えるのだった。 その能力にとまどう彼は、遺品整理業の会社に遭遇し、 自分の能力を生かし、かつ自身の人生を見つめるため、そこに勤めることにする。

あるきっかけから能力をもった、超能力者ものの一作。 それは主人公が持ちたい能力ではなく、その能力を特に喜んでいない。 それ以前に、主人公は生に対して悲観的なので、読んでいてまずシンドイ。 まったく主人公に共感はできず感情移入しづらい しんどさなのだが、しかし、彼のバックグラウンドは、小出しにしか描かれないながらも 色々あるようで、彼の態度は納得がいく。しかもそれが飾らぬ地であることが わかり、地が出せるならそう問題は深くない、ともいえ、それが救いであり、 実際話を重ねるにつれ主人公の態度はわずかではあるが好転しているように見える、。

見えるものが真実とは限らない、というテーマで、 主人公のもつ特殊な能力を絶対視したり持ち上げたりしないところが 大人で深い。物語自体の構成は高度であり、 それは巻末に収録された一見読みやすいが展開のしようがない 読み切り作品から上手にバージョンアップされているといえるだろう。

決して好きではないのだが、 これは面白くなる話なのではという匂いを感じます。 今月のオススメです。

■続刊購入する?→★★★★
この設定だけで脚本を作って転がせるだろうから、 ドラマ化原作を探しているならツバつけておいてよいのでは。 原作から離れてもシリーズ化できるだけの材料が一巻で提示されています。

【裏表紙】 物に込められた人の記憶を読み取る超能力をもつ少年、 爽。遺品整理会社「リライフ」で働くことになった爽は次々と 遺品から死者の記憶をたどっていく。人を信じない孤独な少年、 爽は生と死の狭間で何を思う?
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掲載=月刊ヤングキング平成19年2月号、4月号〜9月号

少年画報社
YKコミックス COMIC837
2007(平成19)年10月1日初版発行
定価=524円+税



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