八月美咲、高良百/私の夫は冷凍庫に眠っている


私の夫は冷凍庫に眠っている(1) (裏サンデー女子部) (amazon), 私の夫は冷凍庫に眠っている (honto)

■夫を殺したところから始まるサスペンスストーリー。 しかしこの読者がどうとらえてよいかわからない設定で巻またぎして引っ張るのはどうなんだろう。

夏の祭りの夜に私は夫を殺した、という独白から始まる物語。 気分屋でDVの絶えない夫が苦しくてたまらず、電源コードで首を絞めた。妻は冷静で、 庭に穴を掘って埋めようとするが人通りもあり断念、 そこで物置に大型の業務用冷凍庫があることを思い出し、 遺体をその中に入れることにする。


…アイスクリームの冷凍庫ねぇ…電源がある倉庫ねぇ…まぁいいや。 しかし。翌朝になると、殺したはずの夫が、目の前に現れるのだった。 どう考えればいいのかわからなくなる妻。というかそれは読者も同じ。


冷凍庫には確かに夫の遺体がある。でも夫そっくりで、しかし 性格が温厚になった夫が目の前で生きている。 どういう話?と読む側も混乱する。で、その仕掛けには特に全く 説明がつかないままに続刊へ巻またぎ。 この手の仕掛けは、小説や映画ならよい、それは一巻や上映が 終わるまでには何らかの答えが示され、物語は完結するから。 一巻で終わらない連載漫画でこの手の仕掛けを採用するのは、 正直いかがなものかと思う。


もう一回夫を殺さなければ、と思うところに旧知の人物が登場し、 話が込み入っていく。なお「八仙飯店之人肉饅頭」的な 展開もあるのでなかなか内容はエグイです…。


【データ】
原作=八月美咲、漫画=高良百
私の夫は冷凍庫に眠っている
【発行元/発売元】 小学館 (2020/10/16) ※電子版で購入
■購入:
amazon→ 私の夫は冷凍庫に眠っている(1) (裏サンデー女子部) , Kindleマンガストア コミック _ Amazon _ アマゾン
honto→ 私の夫は冷凍庫に眠っている , 漫画・コミックの電子書籍の新着情報- honto
殺したはずの夫が帰ってきた…? 結婚以来、夫・亮からの暴力に耐え続けてきた夏奈。 ある夏の日、彼女は亮の殺害を決意し、実行する。 亮の死体を物置の冷凍庫に隠し、あとは自由な人生が 待っているーーそう、信じていた。   翌朝、何事もなかったかのように帰宅したのは、 殺したはずの亮だった。   人気小説サイト「エブリスタ」で話題となった ラブ・サスペンス、待望のコミカライズ!



■当サイトの月間オススメはこちらから


search this site.

mobile

qrcode

selected entries

categories

profile

others

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM