本島幸久/ダモクレスのゴルフ


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■くせ者が登場するミニツアー舞台のゴルフもの。 設定はユニークで、ゴルフ初心者にも丁寧なつくり。 ただそこまで丁寧でないほうが良い内容のように思うが。

プロゴルフのミニツアーを舞台とした話。 無名のプロが参加費を払い、その集まった額から賞金を出すのが このミニツアーだという。競馬のステークス方式と一緒。 そこに参戦しているプロを目指す研修生が本作の狂言回し。 彼は、元学生チャンピオンでプロテストに合格した選手と、 そして本業が漁師という人物とともに、ホールを回ることに なるのだった。


本作の主人公は、この漁師。自信たっぷりの人物は ツアーあらしのような存在で、一緒に回ったものを翻弄して 食っていくのだった。ゴルフのテクニックから蘊蓄から 混ぜ込んで丁寧に描いていく話はゴルフ好きを増やしたい ということなのかもしれないが、いや、それにしては 内容が外連味ありすぎで、こうケレンがある話は もっと勢いで押していったほうが良いような気がするが。


場数を踏んで手慣れた漁師のゴルファーに、 すっかり心酔した狂言回しの青年が次の試合も同行する展開で、 ちょっとしたバディものに。一方でこの漁師が我が道をゆき 周囲のプロゴルファーやその予備軍を振り回す話かと思ったが、 同じような曲者が登場してくる展開は面白い。 このまま曲者がインフレーション起こしていってもよさそうな、 そんな類のお話。女性ゴルファーを出してきて話に絡めてくる 展開も上手でさすが。


【データ】
本島幸久
ダモクレスのゴルフ
【発行元/発売元】 講談社 (2020/10/15) ※電子版で購入
■購入:
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超真面目人間、真中進一朗は腕を磨くためにゴルフのミニツアーに参加する。有名な大会のようにテレビ放映もなければ賞金も安い。そこに想定外の人物が現れた。通称『マグロゴルファー鉄』。普段はマグロ船の船長、かなり変則的なゴルフを繰り出す。追い込まれれば追い込まれるほど、鉄はそれを楽しんでいるようだ。進一朗は、そんな鉄に魅力を感じるとともに、「天才性」を見出すのだった。あらゆる手段と知力を尽くして勝ちにこだわるプロゴルファーたちを描く群像劇。


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