【オススメ】トマトスープ/ダンピアのおいしい冒険


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■【オススメ】17世紀、イギリスの私掠船、要は海賊的な人々に、 まぎれて知的好奇心を満たそうとするインテリ要素のある人物のお話。

スペインが世界をまだ支配している時代、後発のイギリスは歴史上常々彼らがやるようなこすい手をつかい、私掠船というもので富を奪おうとしていた。そんな船に同乗している 航海士、ウィリアム・ダンピアを中心とした物語。実は彼はこの地への航海は初めてではなく、また同僚もかつての航海と同じ面子も多かった。彼は大学へ行くことは断念したが、 知的好奇心が旺盛で、ある種のメモ魔でもあり、その見識は過去の航海もともにした 人望ある現船長にも一目置かれていた。


史実ベースで描く17世紀の未知の世界への航海物語。 なるほど、みなもと太郎さん的な感じはあるな、絵柄のニュアンスと作中のツッコミ含めて。 TBS「アフター6ジャンクション」をradikoでなんとなく聞いて、スカート・澤部渡さんが紹介していたのでそういえばこの作品だけ漏れてるなと気づき、なるほどこれは面白いということでオススメレビューする次第。ちなみに他に取り上げられていたのは 灰田高鴻/スインギンドラゴンタイガーブギ 衿沢世衣子/光の箱平庫ワカ/マイ・ブロークン・マリコ でこのブログでもすべてオススメしております。


未知の食材を興味深く食す主人公をみると、これはある種のグルメものというか、ああ、これは「ダンジョン飯 」だなと。それがリアルであれば博物誌になるのだなと。主人公は自分の置かれた環境を最大限に活かし楽しんでいるが、よりインテリな人物を配置することで上手な対比としつつ主人公に航海後の示唆もあり。混成部隊である私掠船は、外人部隊みたいと思ったが、それ以上に、ダイバーシティというのはこういうことなのではないか、アイデンティティやルーツなんてものは捨て去るのが一番なのでは、ということに改めて思い至った次第である。


【データ】
トマトスープ
ダンピアのおいしい冒険
【発行元/発売元】 イースト・プレス (2020/8/7) ※電子版で購入
■購入:
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僕は知りたい、世界の全てを。
17世紀。英国公認の海賊船に、博識かつ好奇心旺盛な探検家・ダンピアも乗船した──。 未知の世界を食べて調べる、実在の人物と史実をもとにした海洋冒険飯漫画!
作品世界をより深く楽しめるコラムやスピンオフ4コマ他、 単行本用の特別描き下ろしを多数収録!



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