【オススメ】 衿沢世衣子/光の箱


光の箱 (flowers コミックス) (amazon), 光の箱 (honto)

■【オススメ】 コンビニは、光の箱である。その光に、誘蛾灯のように誘いこまれる人たちの話。

働きすぎている女性。帰宅途中も電話があり会社に戻り作業をすると。朝の会議に間に合わせるため。27連勤だがタイムカードは押さないと電話相手に念を押し、そしてコンビニに入っていく。買い物をすぐに済ませて出ようとするのだが、深夜なのに盛況なその店はレジに列ができていた。外で掃除している店員にレジに入れとお願いしたが、混雑はやまず。そして彼女への電話もやまず、応対するため店を出ようとしたところ、彼女は見たこともない謎の物体に襲われる…。


ホラーかというと、雰囲気はそうではなく、謎の物体についてはコンビニ店員は慣れていて、ちゃんと掃除したのか?といったやりとりが。しかも魔法を詠唱したトイレットペーパーを巻き付けてバーコードリーダーで読み取って小型化させて無害化させるのだった。という話で始まる、コンビニ舞台の連作もの。


その店は実はこの世ではあるが生と死の間の世界であり、主人公は死にかけたところをそうして救われた人物なのだった。仕事場はほとんど普通のコンビニ。ただし店長と他の店員は人ではなく、そして外は常にまっくら、客は人ではない常連と、生と死の間をさまよっている人々だと。つまりは、そういう話である。とはいえ、暗くはない。いや現実的には暗い話もあるのだが、本作の場合、魔の力でそこから救いだしている。なので話としては読みやすく、読後感も悪くない。


一巻完結本。オススメします。


【データ】
衿沢世衣子
光の箱
【発行元/発売元】 小学館 (2020/7/10) ※電子版で購入
■購入:
amazon→ 光の箱 (flowers コミックス) , Kindleマンガストア コミック _ Amazon _ アマゾン
honto→ 光の箱 , 漫画・コミックの電子書籍の新着情報- honto
先の見えない世界で、光を照らす場所がある Twitterで話題を読んだ「制服ぬすまれた」の作者・衿沢世衣子が贈る ミステリック・オムニバスが登場! 生と死の狭間に立つコンビニエンスストア。 その明かりに引き寄せられる人々が最後に買い求めるものは何なのか。 そして、そこで働く青年二人の秘密とは――


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