葛城かなで/アオの死、僕の後悔


アオの死、僕の後悔(1) (パルシィコミックス) (amazon), アオの死、僕の後悔 (honto)

■元彼女の死の真相を探る話。シークエンス構成はユニーク。

全校集会で死を告げられたのは、先週まで付き合っていた恋人の名前だった。


ということで始まる話は主人公の男子がうじうじした思考を繰り返すばかり で正直あまりおもしろくなく好みでもない。高嶺の花と思っていた 女子と付き合うも公言せずしまいには受験があるからと別れるという、 この受験があるので別れる発想が正直よくわからなくて、 同じ学校で同じ学年なら別にしばらく会わないとかでよくない?と 思うのだが、まぁ本作の場合はそれも伏線なのかもしれない。


彼は自分が別れ話をしたから彼女が自殺したのでは、と思い、 まぁ自分の気持ちをすっきりさせたいので真相が知りたいという 発想なのは程よくゲス。現実では割と見るが、 物語で見せられると引く。 そんな彼が、彼女を客観的に見ている女子の助けを借りて 見なくても良い真実にあたっていくお話。 この女子が霊感的な能力がある、というのがこの手の話としては異色。 なんじゃそりゃだが、話がするする展開できる利点はある。


亡くなった彼女のプライベートにがしがし踏み込む話だろうから、 ワイドショーみたいな内容になるほかない。 唯一、昔の彼氏彼女の場面をふっと差し込む構成は ユニークだが、映画でもこの手の過去と現在とを 交錯させるスタイルの作品はよほど丁寧に入れていかないと 視点がぐらついて読み手が作品に移入しづらくなりがち。 本作の場合は現実の話に寄り添って挿入されるので 違和感はなく、映像ものと違って阻害材料となる音などの要素がないので、 これはありかもしれない。


【データ】
葛城かなで
アオの死、僕の後悔
【発行元/発売元】 講談社 (2020/4/28) ※電子版で購入
■購入:
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ある日、学校で急遽集会が開かれた。そこで告げられたのは2年B組の玉城碧が亡くなったという知らせだった。先週まで碧と付き合っていた北島はその知らせに耳を疑った。 美人で明るかった碧は学校では一目置かれる存在だったのに、そんな彼女がなぜ急にー。先週、別れを告げた自分のせいなのか、と悩みながらも、なかなか碧が亡くなった事実を信じられないでいた北島。そんな北島の前に、碧とクラスも部活も同じだった瑠以が現れる。 瑠以は想いのこもった物を触るとその物に関連した過去を見ることができる能力を持つ。そこで、碧が作ったお守りに触れ、過去を見てみるとー。


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