シベリア少女鉄道 vol.32 『ビギンズリターンズアンドライジングフォーエヴァー』@シアターグリーン BIG TREE THEATER_20200206

演劇鑑賞記事です。
最初の物語が、最後に別の意味を持ってクロスオーバーする。いつものスタイルに、今回付加されたのは、神の視点と、ビデオ判定。それと、舞台の外。

開演20時と社会人に優しい時間設定。とはいえ19時でもどうにか出来る身としては逆に中途半端で寧ろ開演ギリギリの入場となってしまった。池袋駅東口、西武百貨店のところからずっと地下を抜けて極力近くまで、地上あがってからは丸善で曲がってシアターグリーン通りと名付けられた通りを進む。まぁ通りの名前がそこかしこに書いてあるわけではないのでこの道であってるかは着いてみないとわからない。この小屋は東池袋駅から行くのほうが実は近かったりするのね。

以下、公演中なのだけれど色々書いているので読みたくない人はミュート、じゃないや、ここで離脱を…。まぁ見ていない人には意味不明なのでネタバレってわけではないと思いますが…。

今回はタイトルがタイトルで、開演前のステージにはコウモリ的なアレの絵が照らし出されている。が、始まると、ん?なんだこの話?と戸惑う。とあるスポーツのお話。2014年にあった現実のエピソードを踏まえて展開されていく。まさかのノンフィクションベース。タイトルから想定されるアレのもじりというかダジャレ。上がったり下がったりするものをテーマに、インジケーターが可視化する仕掛けとして登場する。

その話が終わると一部終了。大枠は現実から動かせないしな…と思っていると幕間で楽屋の稽古風景が映像で流れ、客が思っているようなことが会話される。その後はじまるのは、一部とうってかわって、長年付き合っているが結婚に踏み出せない二人の話。なのだが、主人公であるべき男女よりも、互いの父が存在感を強めていく。ここで再びインジケーターが登場、あるものが上がったり下がったりする。そしてそこに、一部で展開されていた物語がトレースされ、クロスオーバーし、別の意味を持っていく。

その、同じものを繰り返すが別の意味を持つ、というのはシベ少お得意のパターンではある。今回の仕掛けは、可視化されたインジケーター。それに加えて、神の視点。さらに、ビデオ判定。誰がジャッジしてんねん、どこ見てんねん、という話と、ビデオ判定で明らかになってしまう事実と、それでもどこ見てジャッジしてんねん、というツッコミと。しかも舞台の外側が鍵を握る展開も。

時間的なリミットと、上がることも下がることもある積み上げだけではない点数の競い合い、という要素の掛け合わせ。よくまぁこんなこと考えたなぁと感心しつつ。一部のエピソードがリアルなものである必要は果たしてあったのだろうか…。

シベリア少女鉄道 vol.32 『ビギンズリターンズアンドライジングフォーエヴァー』@シアターグリーン BIG TREE THEATER adv.¥4,000

土屋亮一さん作品の面白さが溢れているものとしてシアターシュリンプ☆第一回公演「エクストラショットノンホイップキャラメルプディングマキアート」 はおすすめです。



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