【オススメ】 カルロ・ゼン、東條チカ、篠月しのぶ/幼女戦記


幼女戦記(1) (角川コミックス・エース) (amazon), 幼女戦記 (honto)

■【オススメ】冷徹で理知的な判断を下すサラリーマンが 異世界に転生、幼女の身で戦争に出兵する。

新型コロナウイルスの影響で全国的に家でおうち時間を楽しもう週間 となっていますので、今更ですがレビュー漏れ作品をご紹介。 漏れた理由は、角川作品は紹介しない方針だったことと、コミカライズであることと、 それと一巻はそんなに面白くないんだよな…。


物語の外形は、転生もの。前世の記憶を持ったままに転生している。 前世は怜悧なサラリーマン。とはいえ自身は天才でも努力する秀才でもない 凡人だと自覚していた。それがリストラした相手の恨みを買ってしまい あの世へ。


そのあの世で、人類からの信仰が薄れていることを 嘆く神により、信仰心を湧き上がらせるために、非科学的な世界で女に生まれ戦争を知り追い詰められる、という逆境に追いやられてしまう、という点が独特な設定。 転生ものが背景に持っているであろう神の手の存在が、本作では早々から前面に放り込まれる。とはいえ、この要素は物語を面白くするものではない。


主人公である幼女が戦争に駆り出される異様な話だが、魔法が存在する異世界で、魔法の才があるものは男女年齢問わず徴兵される、という設定なので納得感はある。そこで元々の成人男性として近現代の戦史も一通り頭に入っている者が中の人であるので、世界大戦を経験していない世界では一つ頭抜けた戦略戦術が提案できてしまう、という話である。タイムスリップした者による架空戦記ものに近い。


一巻が読みづらいのは、そうしたエピソードをばらばら投下していて、その後の話を読み進める上での土台が提示されたところで巻またぎになってしまうところ。複数巻を重ねてから一気に読むのが向いた作品なので、今読み始めるのはちょうどよいかと。 主人公は後方でのうのうと生き延びたいと思っているのに、ことごとく誤解され、好戦的だが責任感ある愛国者、と認識され常々前線に放り込まれる損な役回りとなるところがコメディでもある。


戦争とはどういうものか、を丁寧に記してくれる作品であり、現実世界と離れたこうした作品で色々考え直すことは有意義であり大切であるかもしれない。 →幼女戦記 [コミック] 1-17巻 新品セット【既刊1-17セット】幼女戦記


【データ】
原作=カルロ・ゼン、漫画=東條チカ、キャラクター原案=篠月しのぶ
幼女戦記
【発行元/発売元】 KADOKAWA (2016/12/10) ※電子版で購入
■購入:
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超合理主義エリートサラリーマンが転生したのは、なぜか幼女だった!? 魔法と小銃の入り乱れる異世界で、軍での出世&安全な後方勤務を目指すが、なぜかエースとして祭り上げられ……?


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