赤瀬よぐ/ほうき世界のアレアとイアラ


ほうき世界のアレアとイアラ 1 (MFC) (amazon), ほうき世界のアレアとイアラ (honto)

■魔法が動力となっている世界で、封印されていた秘密に迫る、 メルヘンチックなファンタジー。

箒機関という魔法を動力としたものが利用されている世界の話。 それを作ったとされる伝説の魔女は有名な存在だが、 巷に伝わる話に疑問を持った少年は文献を調べ分析し、 結果たどり着いたのは別の魔女の存在だった。 彼がその魔女の存在を確信し、名を呼ぶと、 彼女は彼の面前に現れた。実に400年ぶりに。


箒機関を発明した後に存在が物理的にこの世から消えて 闇に閉じ込められてしまった魔女。それを解き放った少年。 しかし、世界は魔法は制限され、魔女は取締の対象となっていた。 政府による魔力の独占、なのか。そして伝承と違う本来の 伝説の魔女は、その存在が禁忌ともなっている様子。


そんなある種のデストピアだが、絵柄はほのぼのと 柔らかいタッチなので、ほんわかとした世界に感じさせるところが 魅力でもあり読みやすくもあり、ミスマッチでもあり。 個人的にはこの絵ならもっと優しい話が読みたかった…。 話の運び方が結構ごつごつしており、 主人公サイドは結構相手方に攻められるところに引っかかる。


伝説の魔女は時間を戻して事実を改変 圧倒的な力を持っている。なのである程度、何があっても 話は捻じ曲げられる。この力があるからこその 暴力的な展開なのかな。なお異端審問官のあり方は、 皆が勝手に誤解していくという点で「幼女戦記」の主人公にも 似た感じ。


魔女とは何なのか、この世界は何なのか、という全体像が 示されれば印象も変わると思うのだが。一巻は主人公と魔女 に絞り込み話を展開しており、これはこれで正しいと思うのだけれど。 もう少し甘い夢を見させてもらってからシリアスな話に引きずり込んで欲しかった。 まぁ読み手の趣味嗜好の問題にすぎないが。絵も世界観も魅力的です。


【データ】
赤瀬よぐ
ほうき世界のアレアとイアラ
【発行元/発売元】 KADOKAWA (2020/3/19) ※電子版で購入
■購入:
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環状衛星都市、リヲグランデで司書をしているアレアのもとに、 400年前に箒機関を発明した「本物の伝説の魔女」イヤーラが時を超えて現れた。 しかし、政府は魔女狩りへと政策を変えており――。
図書館司書の少年と伝説の魔女。 ふたりの出会いが、世界を変えていく。圧倒的ファンタジー誕生!!


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