猿渡かざみ、天瀬晴之/中ボスさんレベル99、最強の部下たちとともに二周目突入!


中ボスさんレベル99、最強の部下たちとともに二周目突入!(1) (電撃コミックスNEXT) (amazon), 中ボスさんレベル99、最強の部下たちとともに二周目突入! (honto)

■異世界攻略ファンタジーものを魔族側から 描く変種の、さらに変種。序盤面白いが、 終盤の展開の変調や、タイトルの不具合がコミックスだと気になる。

千手と呼ばれる異能を持つ魔族が主人公。 自らの手を空間に召喚、使役できるという、合計5つの手を 扱える能力が魔王に注目され、彼は出世する。 そして任せられたのが勇者の拠点に近い洞窟、小規模ダンジョン を管理・運営する中ボスだった。


ということで始まる、異世界ファンタジーものの変種、原作もののコミカライズ。 中間管理職というか、子会社というか城の運営ものという感じ。 前任者にやる気がなかったせいで荒廃し従業員に覇気もない現場を、 耳を傾けできることからやっていくことで意欲と信任を取り付けていく話。 これはこれで面白い、有能な、いや有能すぎるボスの物語である。


とはいえ、その要素だけではそうそう長くは話を続けられない。 最初のダンジョンにたとりつく勇者の予測レベルは6〜8だというのに、 活気の出たダンジョンは攻略推奨レベルが30まで上がってしまう。 そんななか、当の勇者がやってこない。おかしい。魔王側の視察も 来ていない。これはどういうことだ? と思いだしたところにようやく勇者が向かっているとの情報が。 しかしその勇者たちは、魔王を倒してやってくるのだという。 そのレベルは、アベレージで72。このダンジョンでは受け止めきれない。 しかも30分でやってきてしまうという。


ここで巻またぎか、と思いきや、まだ話は続く。中ボスはダンジョンを 部下に任せて一人外へ。彼が勇者たちの相手をする展開に。 ここで急に話が変わっていってしまう。 その後の展開も面白くはあるが、それまでの話との辻褄が合っていない気が。


コミック一巻としては、勇者が近づいてくるところでまたぐか、 そうでないならもっと勇者との戦いが進行してからまたぐかが良かったような。 この一巻の終わり方も決まっているように見えるが、 その前段階が短いので読み手にしっくりはまってこない。 主人公にモノローグで語らせすぎかな…ある種のフェイクが入る話で その進行の仕方はちょっとインチキかも。もったいない。 なにせここまでで原作のあらすじの半分すら消化できてないわけで…。


原作小説なら 印象違うのかな…原作はこちら→中ボスさんレベル99、最強の部下たちとともに二周目突入! (角川スニーカー文庫)


【データ】
原作=猿渡かざみ、作画=天瀬晴之
中ボスさんレベル99、最強の部下たちとともに二周目突入!
【発行元/発売元】 KADOKAWA (2020/3/26) ※電子版で購入
■購入:
amazon→ 中ボスさんレベル99、最強の部下たちとともに二周目突入!(1) (電撃コミックスNEXT) , Kindleマンガストア コミック _ Amazon _ アマゾン
honto→ 中ボスさんレベル99、最強の部下たちとともに二周目突入! , 漫画・コミックの電子書籍の新着情報- honto
魔王様から『中ボス』に任命され新しい職場にやってきたナルゴア。初出勤後、彼の目に飛び込んできたのは廃墟寸前の職場と、堕落した従業員たち。……このダンジョンは、ダメだ! さぁ大改革の始まりだ!! 原作者猿渡かざみ書き下ろし小説「しじまのグルメ」を大ボリュームで21ページ収録!


■当サイトの月間オススメはこちらから


search this site.

mobile

qrcode

selected entries

categories

profile

ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)
チケットぴあ

others

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM