天野雀/亜童


亜童(1) (ヤンマガKCスペシャル)

■リメイク版「AKIRA」かな…能力の発動形態は絵的に面白い。

移民法が制定されて25年、という近未来。混沌とした社会の中で、 バイトに遅れそうとバイクを飛ばす少女は路上で突っ立ったままの 男の子を事故寸前で救い出した。


男の子は何らかの超能力的なものを持っているらしい。そして、 狙撃対象となっていた。 少女に連れられ食事をしていたところ銃撃されるが、 彼の身体から蔓のようなものが出てその銃弾を防ぐのだった。


亜童という存在が被実験体として研究されていたがそこから逃亡したのがこの男の子である、という話。彼を組織が追っている。追手は彼同様亜童である異能者も。…基本的には「AKIRA」のリメイクというかエピゴーネンというかトレースというか。そこにギミック的には「寄生獣」的なものが加わっている感じ。っていうか講談社のヤンマガレーベルで「AKIRA」っぽい作品を出しちゃうのか…。


異能者を異能者が狩るという構図はこの手の話の常。その追う異能者は自分についている首輪を外す方法を知りたくて男の子に接触したいと思っているという設定なのだが、男の子が首輪をしていない理由は研究員に外されたからということが回想シーンで示されており、読み手としては、おいおい、と思ってしまう。


この話を面白そうと思わせるには、男の子が逃げ込む先として相応に大きな組織が必要で、そこが追う勢力と対峙する形にならないと展開のしようがないと思うのだが…男の子の能力が暴走しはじめるところで巻またぎというのは、上手いように見えて、250ページもある一巻でここで切るのかという釈然としない思いも。


【データ】
天野雀(あまのじゃく)
亜童(あどう)
【発行元/発売元】 講談社 (2020/2/6) ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★★
■購入:
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日本が移民を受け入れて、人種のるつぼになった時代。 ハッキリとものを言う性格がアダとなり、仕事を転々としている19歳の冴木リコはある日、交通事故に巻き込まれかけた少年・エイトを救う。 警察でも身元がわからず連れ帰ると、エイトが軍隊に狙撃される。 リコはエイトの重大な秘密を知ることになり、ともに「敵」と戦う決意をする! ヤンマガ期待の俊英が描く本格SFアクション、開幕!!


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