【オススメ】 黒川清作/江戸城再建


江戸城再建 (1) (ビッグコミックス)

■【オススメ】 熱く、面白い、ゼネコン漫画。題材が題名通り、 江戸城の再建というのはユニーク。

大手不動産デベロッパーの社員は建設会社にある提案をする。 それは江戸城天守閣の再建。しかも社内ではまだ話を通していないという。 そんな提案、と思うが彼は実は実現不可能とされた都心の再開発を まとめた者として業界で一目置かれている人物だった。


始動! 江戸城天守閣再建計画 (ワニブックスPLUS新書)」という本もあるが、 なかなかにユニークな題材を扱ったお仕事漫画。 官公庁を相手に、しかも国民の同意も取り付けたうえで、ロマンと観光の実益とをあわせて実現しようという話。夢がある。オリンピックなどやるよりも確かに意味があるかもしれない。歴史的な建造物でない反面、昔あったものの復元は新たなものを建てるよりは価値があるかもしれない。


実現不可能と思われる話を色々根回ししていく、その様を段階追って描いていくのは面白い。その背景には熱があり、主人公の地元である熊本城の再建が経験としてある。この点が今この作品を描く意義として強く効いている。


お仕事系作品として丁寧であること、現代を舞台にしながら木造の天守閣建造という ファンタジー要素もあること、など他に類を見ない漫画である。とはいえ目的ははっきりしており結末も提示されている作品なので、そう巻数は重ねられないかな…。


【データ】
黒川清作、監修=三浦正幸
江戸城再建
【発行元/発売元】 小学館 (2019/12/12) ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
■購入:
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現代東京に江戸城を! 巨城再建エンタメ! 202X年――― 大手デベロッパーの辣腕社員・堀川昇吾が、前代未聞のプロジェクトを社内会議で提案する。 「皇居東御苑内に江戸城天守閣を再建する」  宮内庁、文化庁、法の壁に国民の感情…… 様々な課題が想定される中、堀川は熱意と再建の意義を武器に、史上最大級のプロジェクトに挑む!!


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