【オススメ】 やまもとりえ/ねこでよければ


ねこでよければ フルカラー版 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

■【オススメ】しゃべる猫が人の話を聞くカウンセリングもの。 話をきちんと回収していくので読んでいて心地よい。

バイト先で先輩の前で注意されたのが恥ずかしくてイヤ、 と家に帰って悶ている女の子。彼女が話している相手は、 同居している猫。半年前から住み着いているこのねこは、 しゃべるのだった。


定形コマでみつはしちかこチックな絵柄、そこにフルカラーなので 雰囲気は絵本風。200ページ超とはいえ電子版で千円超えるお値段 なので紙書籍で買ったほうが雰囲気はあるかもしれない。 そんなお高めな価格の本だが、内容は買って損なし。


憧れの先輩に彼氏がいると知ったヒロイン、しかし猫は あたって砕けることを提案、それに従いデートに誘う。猫は心配して 後をつけるが、その途中で何人かの人と出会い、相談に乗る。 その経験から猫は「ねこでよければ話聞きます」という看板を もって街角に立つことに。猫が喋っても結構大丈夫、という 裏付けでもって、彼女とともに猫のカウンセラーを始める。


「世の中にはいろんな人がいて/いろんな悩みもあって/おっちゃんに解決はできひんけど/話を聞くことはできるな−と…」というねこの言葉が本作のすべて。 でも面白いのは猫も女の子も、割と自由に自分の意見を勝手に言うし、アドバイスやら結論やらは出したがる。とはいえそれは極力相手の立場になって考え出した結果。 結局、話をしにきた人は、何らかの答えを自分の中に持っている。それを引き出すための仕掛け。


そういう話なので、相談しにきた人のその後も描かれる。すべて良い話、良い展開なのは、この作品の雰囲気からして正解。夜寝る前や週末なんかに読みたい、あたたかな気分になれる本。主人公サイドが別に万能でもスペシャルでもないというのがよろしい。


【データ】
やまもとりえ
ねこでよければ
【発行元/発売元】 集英社 (2020/1/23) ※電子版で購入
■評価→ A(絶品) ■続刊購入する?→★★★★★
■購入:
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【デジタル着色によるフルカラー版!】ねこでよければ、応えます――。ねこさんが開いた「話聞きます」屋さん。人間関係に悩むサラリーマン、人の境遇と才能を羨む学生、小さな命と向き合う夫婦、田舎嫌いで都会へ出てきた青年…、モヤモヤした気持ちをねこさんに少しだけ軽くしてもらって、私は私の、僕は僕の、自分だけの人生を歩んでいこう。


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