ミサキナギ、舘津テト、れい亜/リベリオ・マキナ


リベリオ・マキナ1 (電撃コミックスNEXT)

■平和な時代に、戦時の英雄となるはずだった者たちはどう暮らすのか。 ライトノベルのコミカライズもの。

過去に不適合として家から捨てられた記憶のある男子。その男子の世話を焼きながら一緒に暮らしている女子。彼女はゼンマイや歯車などのパーツに目がない。ゼンマイ仕掛けの機械人形、オートマタが労働力を担う現代。それは人間と吸血鬼が戦った後の時代。対吸血鬼戦争には戦闘用オートマタが使われていた。


その機械が暴走し、結果として人間と吸血鬼は手を組むことでオートマタを打倒した。現在は人間と吸血鬼が共存する世界。すべての悪をオートマタに帰せることでその平和を守っていた。しかし少女はそのオートマタ暴走の原因といわれる歯車の構造を愛していた。彼女はそのオートマタを開発した製作者の娘であることもその一因。そして彼女と暮らす「いとこ」の男子は実は戦闘用オートマタの生き残りの一体なのだった。


敵の敵は味方、という論理は永続的なものなのか。災害をもたらしたものは悪として葬り去ることは正しいのか。戦争の英雄は、平和な時代にどう生きるのか。これを、責められる立場の者、本当の出生を隠さなければいけない者を主人公として描く話。


しかしその、隠れていることを是とする設定でどう話を動かせるのか?というとこれは無理なので、新たな人物や状況を追加していくことになる。 まず、暴走するオートマタ。これを戦闘用オートマタである男子が止めていく。その現場を見た国軍の人間が彼に執着、その人物は吸血鬼王の娘だった、という展開で男子をめぐる三角関係風になりつつ、話はヴァンパイア革命軍というテロリストの登場により主人公たちがその騒動に巻き込まれつつ存在感を示していく話に転じていく様子。


【データ】
原作=ミサキナギ、作画=舘津テト、キャラクターデザイン=れい亜
リベリオ・マキナ
【発行元/発売元】 KADOKAWA (2020/1/10) ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★★
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欧州の中央に位置するヘルヴァイツ共和国。 オートマタ技術が発展し、人形と吸血鬼が共存する平和な国で、水無月とカノンは平穏な生活を送っていた――表面的には。 実は、水無月の正体は禁忌とされる戦闘用オートマタ《白檀式》の最後の一体であり、 またカノンは《白檀式》の開発者にして「虐殺の妃殿下」と呼ばれるハルミ・ビャクダンの実娘であった。
素性を隠し続けなければならない日々に水無月は鬱屈とした感情を抱いていたが、 ある日、作業用オートマタの暴走事故現場に遭遇したことで彼の運命の歯車は回り始める。 英雄になるはずだった少年と、姫であったはずの少女の熱き叛逆譚!



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