【オススメ】矢寺圭太/ぽんこつポン子


ぽんこつポン子 (1) (ビッグコミックス)

■【オススメ】近未来の物語としてとらえて読むと納得感ある、 独居老人と家政婦ロボットのお話。

地方の田舎で妻をなくし息子たちの心配にも首をふらず一人暮らしを する老人のもとに、家政婦協会の紹介でメイドロボットがやってくる。 そうした、ほのぼの日常コメディ。


冒頭の挨拶からメイドロボットの頭がぽろりと落ち、老人をぎょっと させながら当人は大丈夫ですロボットなので、旧式なのでよく落ちるんですよ、と言い放つ。つまりロボットして精巧というところを見せ、老人が電話 する先の息子のいる都会は空飛ぶ自動車っぽいものが描かれる近未来であることがさらっと示される。かように、細部にきちんと手をかけている、これはSFコメディである。


夕飯の準備をしようとするメイドロボットは包丁を持ちながら震えている。 それはロボット三原則に人間を傷つけてはならないとあるので刃渡り13センチ以上の刃物を持つと震えが出る…などという設定を作り込んだ細かい笑いあり。


一方の大きな物語は、この旧式メイドロボはこれが最後のお勤めでこのあとはスクラップされて500円玉になる運命…ってまだあるんだ硬貨…タバコは3千円する世の中のようだが…。それを知った老人は彼女を追い出すわけにもいかなくなる。他方、彼女を主人公に推薦したのは息子たちではなく亡くなった妻。病院で彼女をみており、それで残した夫に勧めることにした、らしい。人情噺としてなかなかに深い構造である。


続刊発売済→ぽんこつポン子 (2) (ビッグコミックス) 正直なところ、あらすじでは食指が動かなかったのだが、ミューコミプラス で紹介されているのを聞いてなるほど新しい視点があるのか、と思い直して読んだ次第。


【データ】
矢寺圭太
ぽんこつポン子
【発行元/発売元】 小学館 (2019/7/30) ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
■購入:
amazon→ ぽんこつポン子 (1) (ビッグコミックス)
キュート可愛い!ぽんこつメイドロボ登場!
ちょっぴり未来、さびれた海辺の町で繰り広げられる どたばたスローライフコメディー。
妻を亡くし、静かに余生を送りたいと考える頑固ジジイ、 吉岡の元にメイドロボットが突然現れて… その人生が大きく変わっていく!?
こんなロボがそばにいたら、 あなたの暮らしも断然、楽しくなる! 『おにでか!』著者・矢寺圭太の新境地。 読めば、マイナスイオン出てきます!!


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