池野恋/ときめきまんが道 ―池野恋40周年本―


ときめきまんが道 ―池野恋40周年本― 上 (愛蔵版コミックス)

■著者の自叙伝。面白いのだけれど、薄味?初期作品収録で資料的な意味はあるが、値段設定はちとお高めか…とはいえ下巻も買いますが。

池野恋さんの漫画家としての歩みを描く自伝。冒頭でお宝紹介あり、巻末には初期作品の収録あり。


当人曰く「ドラマチックな展開はおろか 山も谷もさほどないほぼ平らな人生ですが」とあり、そう言われるとそう見えてしまうが、いやいや、19歳で初めて描き上げた作品で受賞して、即デビューとなり、トントン拍子で作品を発表しつつ、OLとしての仕事もある、というのは、結構なドラマである。それを淡々と描くので薄味感はあるが、根底に明るさがあるのでするすると楽しく読める。結果、なんかぼやっとしているな、と思いつつ、好感持てるので同時発売の下巻もやっぱり読まないとな、という気持ちになる。


70年代に10代で岩手からデビューして以来地元在住のまま仕事をしていたという話をもっと掘り下げても別の魅力が出たように思うが、さらっと流れるように描くのが著者の持ち味なのでそうなると違和感が出たのかな。自伝となるとスタイルかえたり身構えたり作り込んだりという作家さんが多い中、本作は特に違和感なく読める点で著者の本質的な魅力が如実に現れた作品といえるのでは。


【データ】
池野恋
ときめきまんが道 ―池野恋40周年本―
【発行元/発売元】 集英社 (2019/7/18) ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★★★★
■購入:
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「ちぃちゃん」は岩手で暮らすお絵描き好きで内気な少女。いろんな人や作品との出会いを大切に、すくすく成長する。やがて「りぼん」に投稿し、漫画家としてデビュー――そのきっかけは、お告げ!? 『ときめきトゥナイト』の作者・池野恋が、自身の半生を振り返るエッセイコミック! 【同時収録】M・Y様に捧ぐ/あとがきエッセイ


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