【オススメ】 南勝久/ザ・ファブル


ザ・ファブル(1) (ヤングマガジンコミックス)

■【オススメ】得意技を封じて生きる、殺し屋コメディ。

実写映画が公開され内容も評判ですが。紹介漏れでしたのでこの機会にご紹介。


天才と称される殺し屋の話。ファブル、と呼ばれ恐れられるが、当人は 「おまえらが勝手にそう呼んでるだけだ」「俺はただ殺すだけの」「プロだ!」と。


そんな彼が、ボスの命により、殺しの現場から離れ、一般人として暮らすハメになる。地縁のない大阪の地で、仕事仲間と「兄妹」として、組織が関係する組に預けられる。素性を知るのは組長と若頭のみ。とはいえ若頭は彼らのことをよく思っておらず、追い出そうと画策する。


そうした話だが設定もテイストもコメディ。主人公は特に何も考えずに一般人として生きることを受け入れているが、これは、彼のプロ意識の為せる技。素性を知られずに生きるのがプロだ、「臨機応変ってのを覚えたらおまえはもっとプロになれる!」という言葉に乗せられて、彼はその気になる。


なぜ一般の生活を送らせるのか、送り出した側のことを思えば…であるが、そこを頓着しないある種のんきな話なので、飄々と物語は進む。絶対的な天才を主人公としつつ、その能力を封印した話としたのは面白い。しかも当人がそれにノリノリというのが白眉。


【データ】
南勝久
ザ・ファブル
【発行元/発売元】 講談社 (2015/3/6) ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
■購入:
amazon→ ザ・ファブル(1) (ヤングマガジンコミックス)
“寓話”と呼ばれし、風変わりな“殺しの天才”が、この町の片隅にひっそりと棲んでいる──。殺しのプロとして“一般人”になりきれ! 野蛮で、滑稽な、大阪DAYS。『ナニワトモアレ』&『なにわ友あれ』の南勝久、銃撃最新作!!!


■当サイトの著者他作品レビュー
南勝久/なにわ友あれ

■当サイトの月間オススメはこちらから


search this site.

mobile

qrcode

selected entries

categories

profile

others

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM