【オススメ】 サライネス/ストロベリー


ストロベリー(1) (モーニングコミックス)

■【オススメ】 言うたら何だが、同工異曲。でも、それでいい。というか、そこがいい。それが、ブランド。

網戸に刺繍をするアートに明け暮れる姉妹。父には理解できないが、 娘は会社を辞めてアートの道を進むという。儲けは、年数回ある衣装の仕事から。でもそれはシンドいので本業にはしないのだと。


そんな親子を描くおはなし。父親は元プロ野球選手、といっても知る人ぞ知る存在で、今は解説者兼作家として生計を立てている。母親は10年前に病気で他界。その母親がロシア人で、その連れ子だったのが娘二人。一方は会社勤めを辞め、一方は製菓学校に通っているのだが卒業後はさて。他に両親の子もいて、こちらは高校生の男子。というネタが豊富な家庭である。


とはいえ、設定は新たになったが、中身はいつものサライネスもの。こう言っては怒られそうだが、本質は特に変わらず、同工異曲。都会暮らし、だが都会人な感じとは一線を画している。他人に対して特に興味も持たない、わが道を行くタイプ。こういう人物ばかり出てくるから、著者の作品が好きなのかもしれない。


それぞれがそれぞれの方向を向いていて、噛み合わない。それが社会。それが多様性。自分の知らない部分、自分の興味のない部分が、他の人にとっては興味があり、意気投合する、という話。ここに心地よさを感じる人が楽しく読む作品なのだろう。まぁ家族がそれっていうのは珍しいのかもしれないが。


ちなみに題名に関しては巻末にネタとしてもってきているが、あんまりにあんまり。素晴らしい。


【データ】
サライネス
ストロベリー
【発行元/発売元】 講談社 (2019/6/21) ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
■購入:
amazon→ ストロベリー(1) (モーニングコミックス)
サライネス、約3年ぶりにモーニングに帰還。父親、娘二人、そして息子の4人で暮らす湯本家。でも娘二人はどう見ても外国人顔で・・・。ちょっと不思議な4人家族の物語、開幕。サライネスが、家族とはなんぞや? と、薄ぼんやり問いかけます。あ、猫も2匹出てきますよ!


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