新潟旅行記

・新潟は前県知事がSNSで自治体政治と無関係な話題で無駄にファイティングポーズをとっていたため知事が変わるまでは行かないと決めていたのだが、幸か不幸かその前知事がゴシップで失脚となり自身の決め事を破るまでもなくライブも宿も向かえることになった。政治がどうこう以前に、自身の権威権力を本業以外で振り回すひとほど邪魔な素人はいない、と思っているので嫌いだっただけなので、正直なところ前知事が政治と無関係な問題で辞職することになった点は疑問であるし同情もするのだが、SNSで政治と関係ない話に肩入れし炎上していた日常を思うとだから言わんこっちゃないと思いもした。

・おかげでエビネギ新潟ライブにも行けて、念願の里山十帖カーブドッチも滞在することができた。いい散財である。そして宿泊伸ばしたおかげで急遽追加されたエビネギファイナルを見逃すことになった。計画した旅程じゃ間に合わなかったので早々に諦めた。無念。木曜ZeppTokyo、土曜新潟県民会館で、月曜にまたZeppTokyoなんて日程が追加されるなんて思わないよ普通。

・さて新潟である。私は新潟県自体、降り立つのが初めて。里山十帖とカーブドッチに泊まり、ライブ当日はビジネスホテルで、宿は食事つきのオーベルジュなのでランチをどうするか、名物イタリアンはどこかで食べたいかな、という程度のスケジュールだった。

・越後湯沢は大宮から一時間かからない。そして駅は店が豊富で買い物も食事も楽しめる。優秀。昼食は時間があったので駅前の蕎麦屋、中野屋さんへ。ゆったりできて、美味い。そしてこの旅程は殆どでクレジットカードが使えて現金の授受なく、ストレスなし。駅構内はJR東日本なのでSuicaユーザーでJREポイントユーザーは東京とほぼ同じスタイルでOK。

・なお駅で時間が出来たのは、新幹線の取り方のため。えきねっとトクだ値狙いで予約すると安く仕上げられる、のだが安い便は時間が限られるので、うまく折り合いがつくかどうかは難しい。そんな中、越後湯沢駅は楽しみ方豊富だった。

里山十帖さん。思ったよりも心理的に近かった。最寄の大沢駅まで迎えが来ている。大きな荷物は別に載せてくれる。車で5分〜10分で到着。ただし、大沢駅は上越線で新潟から二駅とはいえ、一時間に一本のローカル線にある無人駅。新潟からだと反対側ホームにつくので跨線橋を使って荷物をえっちらおっちらというバリアフリーと縁遠い旅。とはいえ里山十帖自体が廊下が傷つくのでホイール、キャスターつきの荷物を転がさないで、という宿なので、スタッフさんが運んでくれるとはいえ、荷物の重さ大きさは元から考えておいた方がよさそう。

・新潟の建物は中が温かい。気密性十分。その分、暑いときはあるようだが。部屋も広めに感じる。ぼけっとするには最適。食事は別の食堂なり個室で、というスタイル、ラウンジも二か所ほど用意され、大浴場もあるので部屋にいる時間は短めかもしれない。なお部屋により雰囲気はだいぶ異なる様子。設備も、景色も。冬は2階だと雪の中に埋もれる様子で、それだとどうなのだろう。

・食事は結構な量あり。土地のものを使い、素直な味に仕立て、土地以外からの旅行客に受けるスタイル。正しい。地元の人だともっと凝ったもの洒落たものを求めるかもしれないが、それだと他地方からの客には他と変わらない当たり前の料理になりかねない。そういう点で、地元の良さを引き出すには、他者の視点が必要なのだな、という好例に見える。ちなみに。朝食は、朝からその量はいらないよ…。夜もサービス精神旺盛なあまりにオーバーフローする感じ。ポイントは、豆かな。米どころでおいしいごはんを出すのに、豆を活かした料理を出そうとするのは余計。豆腐ならともかく、おなかにたまりそうなものを出すのだけは客に対する挑戦かと思った。

カーブドッチ・ヴィネスパさん。こちらは新潟駅から送迎がある。ただし南口。階段をどうにかしなければならない場面が多く閉口する。あと数年の我慢だろうが。送迎バスでおよそ50分の道のり。往復と考えると結構面倒。まぁ送り迎えしてもらっておいて贅沢な話ではある。

・ヴィネスパは入浴施設つきで日帰り客も多い。宿泊客も靴を脱いで下駄箱に入れてフロントに向かう、というのは特殊。ただし足元の悪くなりがちな北陸ならではなのかなぁとは思う。雪対応の靴を履いてきたが里山十帖にしろカーブドッチにしろ宿泊施設内ではその靴を脱いだ状態でいられるのは有難い。

・入浴施設つきのオーベルジュ、ということで、思想としては完璧。部屋数も7つしかなく洋室は2階の3部屋のみ、その部屋は入ってみたら意外なほどに広かった。リビングとベッドルームに分かれる形。なおテレビは地形による電波障害で地上波は観ることができません、と。寧ろテレビなくてもいいかも?と言いつつ、宿泊時にはブルーレイプレイヤーとディスクを持っていくのが習慣になってますが。

・なお今回は欲張りすぎて失敗した。朝の送迎バスを使いワイナリーツアーに参加、1500円という値段を上回るバリューというかお話しだけでもその値づけでよさそうなところを大量に試飲させてくれた。その勢いでランチをいただく。で、チェックイン後のウェルカムドリンクもスパークリングをいただき、するとディナーは…まぁいっぱいいっぱいですわな…。いろんなテクニックを使いつつも仕上がりは軽め、里山十帖よりはセーブされた量で、より考え抜かれたメニューなんだけれども。美味しい分もったいない利用の仕方をしてしまった。

・ところでオーベルジュらしく、食事処は宿泊棟と別。しかしそれは、足元ぬかるみ風も強いなかでは大変。新たな宿泊棟の建設計画があるようなのでそこでは解決されるのか。一方で出歩けさえするなら、複数の場所で食事のできる環境は素晴らしく連泊にも向く。和食であれば施設内で食べられるのだけれど、まぁ、ワイナリーでそれは何か違うような。朝食はいやおうなく和定食だったが。なおランチは二日とも薪小屋で食したが、素晴らしかったです。はい。

・入浴するなら、里山十帖のほうが、宿泊客しかいないし露天風呂のある部屋もあるので向いている。ヴィネスパは日帰り客もいるので客室数の割に結構な混雑。ワイン飲みたいならカーブドッチは面白い。雰囲気もあるが、どれも美味しい。なお里山十帖でもお酒のついたペアリングプランを頼むとカーブドッチが入ってくる。食事を楽しむオーベルジュとしては甲乙つけがたい。ただ、レストランとしての対応を求む場合はひらまつのオーベルジュと比べるとハード面ではかなわない。ただ、体験を重視するか、ワインを重視するか、食と雰囲気に重きを置くか、の違いではある。ちなみに食事とパフォーマンスを考えるなら、熱海のヴィラデルソルは凄い。

・新潟駅近辺。みかづきさんは万代シティのバスセンターでイタリアン体験。これ好き。屋台のやきそば、やきうどんテイスト。近所にあったら度々食べると思う。金払ったあとで三井ショッピングカード割引に気づく。三井不動産だったか…三井さんはわかりづらいんじゃ。

・夜は評判の良かった某ダイニングに飛び込みで入ったが、ファーストドリンク待たされる、注文したものと違うものが供される。前者は納得する理由があったのだが、いや、まず、その不具合を報告しに来るのが先じゃね?後者はスタッフ間で意思疎通できないサービスは展開しないほうがいいよとしか。ホールスタッフの動きに無駄があるし、厨房の連携もいまひとつ。そして先代だかオーナーだかが厨房割り込んでくるんだが、スタッフに品物渡す時に客と客の間割って出そうとする。ホールスタッフは更に先の客がいないところでもらおうとしているので、こりゃこのお偉い人の教育がダメなんだろうなぁと思った次第。品物は確かにおいしいし、その価格ならリーズナブルだと思う値付けではあるのだけれど。飲食業って結局サービス業なので、接客でケチついたら良い印象が残らないのよね。

・そこで河岸を変えて家人が別に気になっていた店へ。 マリスコさんは行って正解。生牡蠣とそれにあわせてワインのペアリングをいただく。接客が最高レベル。おかげで良い気持ちで新潟を後にすることができた。要するに、そういうこと。



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