【オススメ】 澤江ポンプ/パンダ探偵社


パンダ探偵社 1 (torch comics)

■【オススメ】難病ものの人情もの。 その難病が、動物に变化してしまう、という ものにしている点が諸作との違い。

狼男が実際にいる世界の話。主人公も、いわゆる 変身病にかかっていた。最終的には人格が失われ完全に 別の生物へと変容するのだという。彼が変わるのは、 ジャイアントパンダ。


パンダ、というキラーアイテムを出してきている割に、 表紙に見るようにその造形は微妙。でも他の動物の絵は キレイに描いているので、これはわざとなのか?


彼は教職をクビになり、先輩に誘われ探偵職に。 携わるのは、変身病絡みの仕事。そこで彼は青臭い 思想でもって行動する。バディものの基本で、 わかっている先輩とわかっていない後輩という 図式を愚直に踏襲しており、これは、話自体は 極めてオーソドックス。


そして、ウェット。動植物に変身してしまう病は、 最終的に人としての自我をなくしてしまう「山月記」 状態。自身もそうなってしまうことに心構えが できていない主人公。彼の行動は色々ともどかしい。 一方で、出来た人として先輩が存在しているのは、 話の構成としては凡庸な気もするが、 見た目奇妙な話をコメディやコントとしてではなく 展開していくには、このベタさが良いのかもしれない。


【データ】
澤江ポンプ (さわえぽんぷ)
パンダ探偵社
【初出情報】トーチweb(2018年) 【発行元/発売元】リイド社 (2018/12/27) ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
■購入:
amazon→ パンダ探偵社 1 (torch comics)
現代の“変身物語”開幕――!! 身体が徐々に動植物に変化していきやがて人格が失われる不治の病“変身病”。 パンダ化進行中の半田と学生時代の先輩・竹林は変身病に関わる案件専門の探偵業を営む。 そんな彼らに舞い込む5つの依頼、その結末は…!? ヒトでなくなっていく変身病者たちの覚悟と選択、そして残された者に宿る勇気と希望の物語。
!! 才能を賞賛する漫画家多数 !! 『金剛寺さんは面倒臭い』とよ田みのる ――“ネームも絵もセンスありすぎて怖い” 『バイオレンスアクション』室井大資 ――“最新天才作家・澤江ポンプ、堪能しました” 『メタモルフォーゼの縁側』鶴谷香央理 ――“直視できないくらいかっこいい漫画です”
※電子版は電子限定描き下ろしイラストを6枚収録!


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