飯野大祐/TIEMPO−ティエンポ−


TIEMPO―ティエンポ― 1 (ヤングジャンプコミックス)

■面白いサッカーものなのだが、キャラクター設定を 極端にしすぎな感じ。

楽しかったサッカーが、部活に急に参加してきた先輩によって 恐怖に変わってしまった主人公。怒られたくなくて 必死に対策を研究した結果、先輩のプレーに ついていけるようになり、自身も大きく成長する。先輩の卒業後に 自身の上達に気づくのだが、しかしそこで成長も止まってしまった。


そんな彼が進学先に選んだ高校は、 楽しめてサッカーをやれる一方で 成長もできるユニークな新進学校。 しかし誤算はそこで他校に進学したはずの先輩が 転校してきたことだった。


考えてプレーするサッカー話。そもそも主人公は、 怒られたくない、というプレッシャーからではあるが、 熱心に研究し、その結果自分のプレースタイルも変わっている。 進学先についてもものすごくリサーチしており、 すごいのだが、その努力を認める先輩がいない、 という設定なのは、残酷に見える。 だが、実はリアルなのかもしれない。 現実はそういうものだろう。


口は悪く他のプレイヤーにも同水準を要求する先輩が 複数登場、そして自己肯定感の低い主人公、 というキャラクター設定。同ジャンル作品が数多ある競争の激しい 分野でぱっと見で際立たせるには こうするほかないのかもしれないが、 物語の面白さに対してやや安易な設計に見える。 まぁ言いがかりに近い感想かもしれないが、 この手の話ではキャラの濃さが邪魔になる。 本作はその轍にはまっている感がある。


【データ】
飯野大祐
TIEMPO−ティエンポ−
【発行元/発売元】集英社 (2018/11/19) ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★★
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中学生からサッカーを始めた瀬戸柚樹(せとゆずき)は持ち前の真面目さと、サッカーへの情熱を武器にメキメキと実力をつけていた。しかし、超狂犬FW・朝美圭右がサッカー部に中途入部すると、異常なほど気が弱い柚樹は、朝美に怒鳴られ続けることで、精神崩壊状態に。退部すら許されない事態に、柚樹が手繰り寄せた、窮余の一策とは!? 泣き虫フットボリスタが奇跡を紡ぐ、高校サッカー物語(バトルアウト)、堂々開幕!



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