【オススメ】 牧野あおい/さよならミニスカート


さよならミニスカート 1 (りぼんマスコットコミックス)

■【オススメ】確かに意欲作。ただし、りぼんマスコットコミックス作品である、という制約はつきまとう。

ミニスカートが売りのアイドルの握手会。そのセンターの子の前には長蛇の列。雨でびしょ濡れになった男性と握手しようとするところで場面が変わり、半年後。スラックス姿で学校に通う女子。口の悪い彼女が、実は、という話。


柔道部所属の優男が狂言回し、彼は彼女が握手会で襲われて引退したアイドルであることに気づいている。学校で先生にセクハラにあい引きこもりになった妹が、女の子であることを肯定してくれる存在がそのアイドルの子だったと言う。


一方で、彼女を襲った人物は捕まっていない。今の彼女のことは誰も知らないはずなのに、事務所には彼女の隠し撮りが送られてきた。それは、誰の仕業なのか。アイドルグループは中心人物を失い失速しており、事務所は彼女の復帰を望んでいる。いろいろな思惑、疑心暗鬼のなか、彼女は彼を信じたいと思う。


話としては、ある程度設定を刈り込んでおり、なので、謎解き的な方向よりも悲劇として描かれる可能性が高く、それは一話目で「君にそれ以上近づかなければよかった/そうすれば/君を失わずに済んだのに」というフレーズがあることで予告されているのかどうか。女子でも、マウンティングすることで自分の立ち位置を確保しようとする子がおり、この子がどう立ち回るのかによっても話の向きは変わってくるが。いずれにせよ、りぼんマスコットコミックス、という枠の制約は登場人物の多さにせよ話の展開にせよ、あるだろう。話の枠組みはすっきりするが、その分あまり複雑な話にはできない。そこが、どう出るか。


【データ】
牧野あおい
さよならミニスカート
【発行元/発売元】集英社 (2018/11/22) ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
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その日、彼女は「女の子」をやめた――。 女子で唯一、スラックスで通学する仁那が抱える秘密とは。衝撃のドラマが幕を開ける。



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