【オススメ】 黒田じっこ/リビングデッドキッチン


リビングデッドキッチン 1 (ヤングジャンプコミックス)

■【オススメ】ゾンビと共存することになった少年のお話。 ある種ペットを媒介とした交流譚なのだが社会的に微妙な存在という 設定に特徴あり。

海外転勤となった父親が息子に、寂しくないようにと遺していったのは、ゾンビだった。しかも双子の。


この世界ではゾンビがおり、攻撃性と感染性を除去することに成功したという設定。ただし意思疎通ができるかというと、そこは微妙。ペット感覚、ではあるが、そこはペット扱いというわけではいけないだろう、という普通の考え方を主人公の少年がしているところが凄い。偉い。


23話+おまけ2話収録で200ページちょっとなので一話あたりのページ数は少なめ。ゾンビに対する抵抗感は一緒に暮らすうちになくなっていく主人公。一方で、どう扱ったら良いのか、は日々勉強。ゾンビのことに興味を持つ隣人、ゾンビが家にいる同級生が出てきて、それと絡めて展開していくところは、ペットものと同様の仕組み。でも、ゾンビは元人間であるので、そこを重んじる必要もあるよね、という認識は皆根底で持っている。


一方主人公と仲の良い友人にはゾンビを忌み嫌う者もいる。 そのために主人公はゾンビと暮らしていることを隠している。 このあたりをどう処理していくのかな、と思っていたが、 斜め上から支援があって面白い方向に転がしていったのは さすが。


ゾンビものもホラーからパロディたどってコメディそしてラブロマンスを経てダシに使った人情ものにまで拡張しているのは、ジャンルものの正しい発展と思う次第。


【データ】
黒田じっこ
リビングデッドキッチン
【発行元/発売元】集英社 (2018/10/19) ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
■購入:
amazon→リビングデッドキッチン 1 (ヤングジャンプコミックス)
ゾンビの双子と共同生活! 意外にかわいい!? ゾンビの飼い方コメディ! ゾンビの拡大に人類が危機に瀕した近未来。その感染性と攻撃性を取り除くことに人類が成功してから月日が流れ…恐怖が薄れかけた人々の間でなんとゾンビペットブームが到来。そんな中、一人暮らしの高校生・橘誠一のもとに父親が双子のゾンビを贈ってきた。まさかのゾンビとの共同生活、一体どうなるのか!?


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