【オススメ】 小玉ユキ/青の花 器の森


青の花 器の森 (1) (フラワーコミックスアルファ)

■【オススメ】長崎の波佐見焼をテーマに綴る、 青春と苦悩と才能の話。

大衆向け陶磁器を作る町、長崎波佐見。 分業制が基本だがある程度仕事に融通の効く 窯でヒロインは絵付けメインで働いている。


そこにある日、無愛想な青年がやってくる。 何やら訳ありの彼は美大出でフィンランドで陶器 を作っていたという。その実力は確か。


彼の皿を触ったヒロインは、デザインすべき 絵が面前に浮かんで来る、という体験をした。 しかし彼は、陶磁器に絵は邪魔で、釉薬だけで 完成すると主張する。


職場ものではある。工芸品作りという舞台設定は 面白い。そこで才能がぶつかりあう、という図式 にも見える。ただ、ヒロイン自身は自分に才能があるとか どうこうということは全く思っていない、自覚がない。 そこに自覚を促す話なのか、というと、よくわからない。


青春ものか、というと、主人公たちは少々とうが立っている。 青年に関しては過去のトラウマが癒えないという 様子で、その話は2巻以降で、という雰囲気。 まぁそこを掘っていく話になるのだろう。 その時にヒロインに何が起こるのか、 どんな化学反応が発生するのか、が見もの。


ちなみに、彼の作品に対する彼女の反応は、 アートでもありエロスでもあり。 そっちの方向に転がすのか?と一瞬思ったが、さて どうなのだろう。 一巻では、彼の作品を手にしたそのとき、 彼女に魔法のかかった瞬間の絵がファンタジックで素晴らしかった。


【データ】
小玉ユキ (こだまゆき)
青の花 器の森
【初出情報】flowers(2018年) 【発行元/発売元】小学館 (2018/9/10) ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
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長崎・波佐見を舞台に始まる、器と恋の物語
波佐見焼きの窯で絵付けの仕事をしている青子。その窯に、海外で作陶していたという龍生がやってきた。無愛想で人を寄せ付けない龍生に「絵付けされた器に興味ない」と言われ、自分の生き方まで否定された気持ちの青子だが、反発しながらも龍生の器に惹かれていき…? 器に魅せられた男女が出会ったことで、大人の恋が動き出す−−!


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