【オススメ】 城アラキ、長友健篩/シャンパーニュ


シャンパーニュ 1 (ヤングジャンプコミックス)

■【オススメ】また酒をネタにした話、なのだが、 今回はお伽噺的な要素も混ぜ込んで、一風変わった アプローチとなっており、読み口が変わっていてこれはこれで面白い。

六本木のキャバクラで、ビルのオーナーが連れてきた 旧友は出されたドン・ペリニヨンを偽物だと言い出す。 その場に居合わせたキャバクラ嬢はことを収めるよう 要請され、自分が講義を受けている 大学の非常勤講師に相談を持ちかけるのだった。


この先生が主人公。彼が付け焼き刃の知識ながら 問題を解決することで、彼の身にもメリットが返ってくる。 ちなみに彼の問題解決に寄与するのは、 キャバクラ嬢の学生が連れてきた無口な女の子。 シャンパーニュに詳しい彼女が適切な場面で語りだす 言葉が、講師の問題解決をサポートする。


酒の薀蓄話、ではあるのだが、 酒自体の話には踏み込まないライトな内容。 シャンパーニュにまつわるエピソードを、 現実の問題にからめることで、 課題解決を導く、というスタイル。 大学講師がわらしべ長者的な状況になっていく ことに加え、 座敷わらし状態のシャンパーニュに詳しい女の子が お伽噺的な雰囲気を加味している。


現実に即した話というよりも 浮世離れ感を漂わせているので、 同類同系統の作品とは一線を画しており 別物として読めるものになっているのは 良いと思う。


【データ】
原作=城アラキ (じょうあらき)、漫画=長友健篩 (ながともけんじ)
シャンパーニュ
【発行元/発売元】集英社 (2018/9/19) ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
■購入:
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主人公・酒木俊介は、大学で西欧史を教える非常勤講師。六本木のトップ・キャバ嬢でもある学生の咲山エマから、シャンパーニュを巡る客とのトラブルの解決を頼まれる。シャンパーニュに異様に詳しいエマの友人・凛の導きで、次第にその奥深き世界を知っていく酒木だったが……?


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