【オススメ】 TETSUO/髑髏は闇夜に動き出す


髑髏は闇夜に動き出す (ヤングキングコミックス)

■【オススメ】余命幾ばくもない老人による復讐劇。 読んでいて気分のよいものではなく話の構築も ムカムカするが、まぁそれも狙いなのだろう。 一巻完結なので不快感があとを引くことはない。

身寄りがない89歳の老人が主人公。 胃がんで余命5ヶ月の宣告を受ける。 しかし、やりたいことも、やり残したこともない。 そんな彼の隣に家族が引っ越してくる。 食事にも暖かく迎えられ、良い近所付き合いをしていた その隣家が強盗に押し入られ、家族は皆殺しにあってしまう。


目撃した犯人の一人の顔と落としていった携帯電話を 頼りに、主人公は一人で復讐を始める。 老人が何ができるか、というと、やる気になれば できることはある。彼は鬼となり復讐を進める。


主人公が見る幻影、というものがその先の話にも 絡んでくる点で、ある種スーパーナチュラルな 展開があり、腑に落ちない点はありつつも、 復讐劇を完成させる手段として使うのはありかもしれない。


社会のクズであるギャングたちによって 何の落ち度もない隣家が巻き添えになる展開は やるせなく、こんな話を作らなくてもと思うが、 情状の余地もない犯罪者を葬り去る流れは 中途半端な話に終わらせなかった点で 気持ちの持って行きどころはあり、 読後感はさほど悪くない。


老人主役のバイオレンスものは さすがに世の中にあまりないことと 一巻完結であることから 試しに一読をオススメしたい。


【データ】
TETSUO
髑髏は闇夜に動き出す
【発行元/発売元】少年画報社 (2018/7/9) ※電子版で購入
■評価→ B(佳作)
■購入:
amazon→ 髑髏は闇夜に動き出す (ヤングキングコミックス)
身寄りのない老人の前に不意に現れた隣人一家。一家の優しさに触れ、始めて家族をもったような幸福を味わったのも束の間、一家が何者かに殺された。失うものはもう何もない老人が復讐の鬼と化す!ダークバイオレンスストーリー!


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