【オススメ】 高村真耶/ヨルの鍵


ヨルの鍵 1 (ジャンプコミックス)

■【オススメ】自分の能力で街を消滅させてしまった 少年の物語。切ない設定だが、暗い話にせずに 展開しているのは良い試み。

魔法の力を借りて成り立っている世界の話。 人は魔法の力の扉、「鍵」をそれぞれひとつ刻まれて この世に生まれてくる、というファンタジー。


主人公は、幼い頃に魔法を暴走させ、 家も友達も家族も、街ひとつ全体を消し去ってしまった という過去を持つ。ただし彼はその国の王子であり、 町外れに隔離されつつも、罰せられることもなく 生き続けてきた。


それは当人にとっては 辛い日々。しかし理解のある先生とともに、 自分の力と、失われた街の修復を目指して研究を 続けている。彼自身は償いたく、生きることへの後ろめたさも あり、という暗い設定。そういうテイストで話が続くのか? と思うと、ここからが素晴らしかった。


別の強力な力を持つ人物が彼のもとに現れ、 それを追う軍部の者も登場。 王子は軍人と対立しつつ、結果的に拳と拳をあわせた ことで友情が生まれる的な少年漫画の王道決着。 しかしそのスポ根めいた方向も、 主人公の置かれた環境やキャラクターが少年漫画らしくなく、 寧ろ少女漫画的なストーリーであることから 巧く効いている。


辛い立場の人物が健気に頑張る、という方向で、 物語は比較的明るめに展開していく様は 重そうな話かな?という読み始めの印象を覆し、 続刊への興味を引いた。


【データ】
高村真耶
ヨルの鍵
【発行元/発売元】集英社 (2018/6/4) 【レーベル】JUMP COMICS + ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
■購入:
amazon→ ヨルの鍵 1 (ジャンプコミックス)
【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】人は皆、魔法の扉を開く「鍵」を宿して、この世界に生まれ出づる。幼き王子は、その魔法で民を殺し、街をひとつ消し去った…。物語は絶望の果てに始まる――。


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