【オススメ】 仔鹿リナ/八百森のエリー


八百森のエリー(1) (モーニングコミックス)

■【オススメ】 職業もの、舞台は仲卸。知識がゼロという 人間を用意せずに描いていくスタイルは 真摯であり面白い。

講談社の6誌が読める 「コミックDAYS」に登録、 久々に『モーニング』を読んで、そういえば 未レビューであったことに気づいたのでご紹介。


国立大学に入り教授と作った新種の米は 市販もされて人気になりつつある状況。 彼女には農業試験場の研究室に就職すると 思われていたが、大学には農業するために 入ったのだという主人公。 青果流通を繋ぐ仲卸に就職することに決めていた。


この大卒の彼と、一方で金髪リーゼントの高卒の青年とが 大手仲卸の新入社員となるお話。いまどき仲卸? という疑問もあるが、そのことも一巻では「 取引数量最小化の原理 」 を引いてきちんと 説明されている。


入社前のアルバイト時に早々にトラブルに巻き込まれ、 その対処方法を考えるという機転を見せる展開から 魅せる。この作品のよいところは、「何の知識もない 人間を放り込んで無知ゆえの失敗をおかし 回りに迷惑をかけつつ成長する」という パターン化した物語作りを踏襲していない点。 もちろん職種にまつわる知識は乏しいが、 農家育ちで野菜への知識も愛もある人間である。 そして最初のトラブルも自身に起因するものでは全くない。 これが普通の話であり普通の職場だろう。


エピソードは多いが、しかし 話は一巻時点ではさほど大きく広がってはいかない。 主人公の交流から自然に拡大してはいるものの、 その行動範囲に従い徐々にであって、 ゆっくりと話が広がっていく分、読み手も理解がしやすい。


職業ものとして新たに生まれた佳作。今後も楽しみ。 続刊発売済→ 八百森のエリー(2) (モーニングコミックス)


【データ】
仔鹿リナ (こじかりな)
八百森のエリー
【発行元/発売元】講談社 (2018/1/23) 【レーベル】モーニングKC 【発行日】2018(平成30)年1月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ A(絶品) ■続刊購入する?→★★★★★
■購入:
amazon→ 八百森のエリー(1) (モーニングコミックス)

野菜に人生捧げられますか!あなたと野菜を繋ぐお仕事、青果流通のど真ん中、それが【仲卸】。仲卸業の基本は「必要な商品を」「必要な数量」「必要な場所に」「必要な時間に」届けること。「八百森青果」の新入社員、エリー(卯月瑛利)と、のりたま(大虎倫珠)が畑からあなたのテーブルへすべての野菜を届けます!


■当サイトの月間オススメはこちらから



search this site.

mobile

qrcode

selected entries

categories

profile






















ブックオフオンライン

チケットぴあ

ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)

others

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM