【オススメ】 海野つなみ/デイジー・ラック 


新装版 デイジー・ラック(1) (Kissコミックス)

■【オススメ】30歳になる4人の女性の 恋愛模様を描く連作風作品。

新装刊として再発売された旧作だがご紹介。 アラウンド30の幼馴染4人の話。 ずっと仲良い4人、ということではなくて、 高校卒業後はバラバラだったけれども 一人の結婚式を機に再び集まるようになった、 という設定がなかなか上手い。 なのでキャリアが皆違う。 フリーでバッグを作る者に、高級エステサロンの 企画・営業、宝石屋勤務、パートの主婦。


この4人の生活を描く。基本は恋模様。 普通は一巻でまとめそうなところを、 だらっと複数巻にしたことで余裕のある作りになったのが 面白さを増す結果となった。一方で 本当はもっと続けたいところを打ち切りになったのだそうで、 確かに2巻まで読むと、ちょっと中途半端な感じもあり、 ただ逆に余韻を覚えなくもない。


恋愛中心の話ではあるが、 最初は既婚者から始まり、ここは夫婦のすれ違いを描くものの さほど波風立たずに復旧。この話が観念的で一番面白みがない。 他の人物には恋愛も仕事も動きがあって読み応えが増す。


とはいえ本作の醍醐味は、彼女たちが集まって 近況を報告したり互いにツッコミをいれるシーン。 それぞれの人生を描く連作はあっても、4人が定期的に会合を持って、 そこで色々なやりとりをし、あるいは深刻だと思っていた話を いなされて心が軽くなる、みたいな展開のある作品はあまり ない。それが本作の魅力だろう。


そしてこの作品は舞台も2000年になる頃の話であり、 20年近く前に刊行されたものであるのだが、 今読んでも違和感がない。 だからこそドラマ化されることになり、新装刊が発売されたわけだが。 しかしこれ、ドラマにするほどの尺もないような気がするが・・・ 10話分もどうするのかは著者ならずとも気になるところ。 全2巻完結→新装版 デイジー・ラック(2) (Kissコミックス)


【データ】
海野つなみ (うみのつなみ)
デイジー・ラック (新装版)
【発行元/発売元】講談社 (2018/2/13) 【レーベル】講談社コミックスKiss 【発行日】2018(平成30)年2月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★★
■購入:
amazon→ 新装版 デイジー・ラック(1) (Kissコミックス)
主婦・岩代えみ。宝石店勤務・山城楓。高級エステ企画・周防薫。鞄職人・讃岐ミチル。4人は、定期的に「ひなぎく会」を開いている幼なじみ。30歳目前にして、それぞれに訪れた人生の転機とは!? オムニバスで描く女の友情、人生転機の物語!


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