【オススメ】 森田るい/我らコンタクティ


我らコンタクティ (アフタヌーンコミックス)

■【オススメ】冷めているようで熱い話。勢いがあり読ませる。

マンガ大賞2018ノミネート 。ただし一巻完結本であり、 大賞受賞はないだろう。 賞なんてのは保守的なものなので。


会社というか社長にいらっとしているOLは会社やめようかなと 思う帰り道、小学校時代の同級生に声をかけられる。待ってた、 いつもより遅いね、ということでストーカーかと思うが、 工場が近所でいつも帰宅する姿が見えていたのだと。 そこで見せられたのが、彼の工場で実験しているロケットブースタ。 それに魅せられたヒロインは、カネになりそう、会社辞められるかな、 という気持ちが芽生える。


なんだそりゃ、全然同情も共感もできないよ、というヒロインの 自分中心な心情を描き、登場人物みなそんな感じ、 工作に明け暮れる人物は子供の夢そのままでおとなになったような 感じだが純粋とか純真とかいうわけでもない。 皆なんというか浮世離れした設定である。


宇宙で映画の上映会をしたい、というその夢にむけて、 過剰なスペックをもった人物が色々作り上げてしまい、 じゃあ打ち上げようか、という話。その夢にヒロインも 思い切り乗っかるのは、まぁ、自分も何か夢を見たかったからか。 人が楽しいのを妬む、という人物を周辺に用意しているが、 なるほど、ヒロインはそういう点で違うのね、 楽しみを見つけに行こうというタイプなのかと。 一方でロケット作っちゃう主人公は、自分で楽しみを作るタイプ。 そう考えると、これ、ネットでもよく見る人物関係の縮図なのね。


後半にかけてはスピード感あり面白い。ただし、そういう話で良いのだろうか? という感じもして、なので話の持っていきかたは疑問。でも、面白いのは 確か。なのでなかなか評価に困る。最後に後日談を入れない終わらせ方も見事。 なおこれを犯罪とするかというと、まともな国家の場合、こういう才能は取り込んでおくにこしたことはないと判断するはずなので、普通はおおごとにしない。背景に公安案件なければ特に。ある場合も泳がすか?まぁ、 法律未整備のうちに先行して色々やれる才能ある人が勝ち、 というのは世界共通。って、そういう話はどうでもいいですね。


【データ】
森田るい (もりたるい)
我らコンタクティ
【発行元/発売元】講談社 (2017/11/22) 【発行日】2017(平成29)年11月1日初版発行 ※電子版で購入
■評価→ B(佳作)
■購入:
amazon→ 我らコンタクティ (アフタヌーンコミックス)
冴えない会社員をしているカナエは、小学校時代の同級生中平かずきと再会する。彼はナゼか一人でロケット開発をしていた。かずきの驚くべき目的を知り、カナエは思わず脱力!だけど、二人は一緒にロケット開発をすることに!カナエとかずきが小学校の時に見たUFOも絡み、思いもよらぬ方向へ物語は進む!いくつかの短編漫画をアフタヌーン誌上に発表し好評だった森田るい氏が満を持して放つ初長編漫画!



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