東元俊哉/テセウスの船


テセウスの船(1) (モーニングコミックス)

■ 殺人犯の子供が、過去にタイムリープし、 事件の真相を探ろうとする。

過去に世間を騒がせた小学校での大量殺人事件。 その犯人は警察官であったが、家族はそれから大変な思いをしてきた。 それでも息子は結婚。理解のある伴侶を得て、子供の出産を 待つところ。しかし、産後に妻は亡くなってしまう。


不幸な主人公は、妻が残した事件を調べたノートを読み、 死刑囚としていまだ収監されている実父に会いに行こうと決意する。 そして故郷を訪れると、景色が代わり、 事件直前の時代にタイムスリップしてしまうのだった。


最近の作品では 三部けい/僕だけがいない街 がテイストとして近い。ただ、「僕だけが〜」の一巻は 改めて読むと設定がとっちらかっており、それに 比べると本作はきっちりかっちりとした構成でがちがちに 固められたうえで展開されているように見える。


犯人の息子が主人公であること。 そして、犯人が警察官という設定であること。 加えて、冒頭では、題名の説明をしながら、 タイムパラドックス的なことも視野に入れていること。 いろいろと目配せのある内容である。 それが、ある特定の実在事件によらずに フィクションとして構築されているところは好感を持った。 続刊発売済→テセウスの船(2) (モーニングコミックス)


【データ】
東元俊哉 (ひがしもととしや)
テセウスの船
【発行元/発売元】講談社 (2017/9/22) 【レーベル】モーニングKC 【発行日】2017(平成29)年9月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★★
■購入:
amazon→ テセウスの船(1) (モーニングコミックス)

1989年6月24日、北海道・音臼村の小学校で、児童含む21人が毒殺された。逮捕されたのは、村の警察官だった佐野文吾。28年後、佐野の息子・田村心は、死刑判決を受けてなお一貫して無罪を主張する父親に冤罪の可能性を感じ、独自に調査を始める。事件現場を訪れた心は、突如発生した濃霧に包まれ、気付くと1989年にタイムスリップしていた。時空を超えて「真実」と対峙する、本格クライムサスペンス、開幕。



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