【オススメ】 井上智徳/CANDY & CIGARETTES


CANDY&CIGARETTES(1) (ヤングマガジンコミックス)

■【オススメ】 少女と老人のバディもの。内容は、暗殺。

難病の孫のために治療費を用意したい元SP。 ただしコンビニバイトくらいしか働き口がない。 何か稼ぐ手はないか、というところで剣道柔道 拳銃が扱える人募集月100万支給、という広告を見つける。 古本屋の奥の隠し部屋で面接を受ける、 という怪しげな仕事は、実際、怪しいどころではなかった。


古本屋の店番の少女は、殺し屋。 その殺しの後始末と彼女のボディガードをするのが 老人に課せられた仕事。 ちなみに政府公認の暗殺組織、という仕組み。 政府や警察内部の要人が絡み法で手を出せない悪人を 法の外でやっちまおう、という組織であるらしい。


設定は乱暴。依頼主、金主は誰やねん。とはいえその辺も 丁寧に作りはするのだろう。 SPとして守っていた相手が殺す対象に回る。 敵は「会長」というワードをしばしば発しており、 これが敵の大ボスである。そうした 巨悪がいるという構図はオーソドックス。 しかしこういうオーソドックスな敵対構造でないと、 暗殺組織も成立しないだろうから、寧ろリアリティある 設定といえるかもしれない。


少女が殺し屋になった理由も一巻で明示されるのは 丁寧な作り。ただ、ここまで丁寧に作る必要が あるのだろうかという疑問もなくはない。 いや、設定としては必要としても、 読者に明確に示す必要はなく、寧ろ示すと 底が見えてしまい面白みが減少してしまうのではないか。 これは、そういう類の話ではないか。 そう考えると、語り口はこれでよいのだろうか。 と思いながら読んだ。


とはいえオススメするのは、少女と老人のバディもの、 という設定が芯を食ったものでありアピール力が強いから、 なのだろう。  続刊発売済→CANDY&CIGARETTES(2) (ヤングマガジンコミックス)


【データ】
井上智徳 (いのうえとものり)
CANDY & CIGARETTES (キャンディ&シガレッツ)
【発行元/発売元】講談社 (2017/6/20) 【発行日】2017(平成29)年6月1日初版第1刷発行 ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
■購入:
amazon→ CANDY&CIGARETTES(1) (ヤングマガジンコミックス)

定年を迎えた平賀雷蔵が再就職した先は、超高給! 秘密厳守!! 命の保証もなし!!! 謎だらけの仕事に向かった彼は、凄惨な殺人現場で一人の少女と出会う。彼女の名前は涼風美晴。政府公認の暗殺組織“SS機構”に所属する11歳の殺し屋である――。『COPPELION』の井上智徳が描く新境地! 手を血で染める不道徳クライムアクション、開幕!!!


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