猪ノ谷言葉/ランウェイで笑って


ランウェイで笑って(1) (週刊少年マガジンコミックス)

■身長が足りないがスーパーモデルを目指す話から、 途中でデザイナー志望の子をメインに据えたのは正解。

モデル事務所の社長の娘、ルックスもよく身長もこのまま すくすく伸びてモデルとしてランウェイを歩くのだろう、 と自他ともに思っていたがそこで背が止まってしまった。 でもヒロインは、自分はパリコレに出るんだ、という夢を諦めていない。


という、で、どうすんの?という夢と現実の食い違い話。 モデルってなんで背が高くなきゃいけないの、と思うが、 まぁリアルな世界で衣装が映えるってことなんだ、 というのは作中でも出てはくる。 とはいえモデルはパリコレだけではないしランウェイ歩くばかりではない、 ヒロインがそこにさえ拘らなければ自分の素質や才能を活かす場所は ある。なのに意地でもこだわる、という不幸な話である。


出口がないからか、そこは主役をダブルで用意、学校の同級生に 服を作ることが好きな男子を配置し、彼の話にシフトする。 しかし、家庭の問題で進学は難しい。でもデザイナーは大学なり 専門学校なりを出ていることが要求される。ということで 彼にも障害が立ちはだかる。とはいえ、身長、というどうにもならないこととは 違うので、ヒロインよりも彼をメインに押し出してきたのは正しい。


ただし、その後の展開は漫画チック。漫画なので仕方ない、 というには綺麗な絵で勿体無い。そもそも、どんな障害も乗り越えられないことはない、とするのは間違ったメッセージである。誰にでも輝ける場所がある、 という方向にするのが良いと思うのだが・・・。 著者と編集者とが何を描きたくて作っているのか、 物語の設計自体に不安を感じる作品である。続刊発売済→ ランウェイで笑って(2) (週刊少年マガジンコミックス)


【データ】
猪ノ谷言葉 (いのやことば)
ランウェイで笑って
【発行元/発売元】講談社 (2017/9/15) 【発行日】2017(平成29)年9月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★★
■購入:
amazon→ ランウェイで笑って(1) (週刊少年マガジンコミックス)
身長は、158cmから伸びなかった・・・。藤戸千雪の夢は「パリ・コレ」モデル。モデルとして致命的な低身長ゆえに、周囲は「諦めろ」と言うが、千雪は折れない。そんなとき、千雪はクラスの貧乏男子・都村育人の諦めきれない夢「ファッションデザイナー」を「無理でしょ」と切ってしまい・・・!?「叶わない」宣告をされても、それでも一途に夢を追って走る2人の物語。

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