白乃雪/あたりのキッチン!


あたりのキッチン!(1) (アフタヌーンKC)

■美味しいご飯作りのお話。 ヒロインがコミュ障、という設定は、 まぁ本筋を際立たせるためにはちょうどいいのか。

定食屋のバイト募集に応募したのは、 コミュ障の気があり友達がいなくて人と目をあわせられない という女子大生だった。


なんでそんな子がバイト、という話だが、 自分を変えたい、他人と関わりたい、というのはある様子。 昔住んでいた土地で、父母とよく行った店。 でも父母が亡くなり引っ越して、でも思い出は残った。 受験の際も実は世話になっており、それが 定食屋の亡くなったおかみさん。 再び戻ってきたこの地で、この店で料理の仕事をしたいと 思っていた、という設定は、 よくよく考えればメチャクチャではあるのだが、 この分量で畳み掛けられると納得する。


父母亡きあと預けられた伯母の家が共働きなので ヒロインが料理を受け持って、それで「おいしい」 と言われると家族として認められたようで嬉しかった、 という深く重めの話を背景にしつつ、 基本はコミュニティ障害を自覚するヒロインのコメディである。


ヒロインの料理にまつわる才能を活かしつつ、 善人ばかりが登場し、彼女の世界が広がっていく。 内容自体はさほど珍しいものではないが、 作品に流れる空気は心地よい。 続刊発売済→あたりのキッチン!(2) (アフタヌーンKC)


【データ】
白乃雪 (しろのゆき)
あたりのキッチン!
【発行元/発売元】講談社 (2017/4/21) 【レーベル】アフタヌーンKC 【発行日】2017(平成29)年4月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★★
■購入:
amazon→ あたりのキッチン!(1) (アフタヌーンKC)
他人とのコミュ能力が限りなくゼロの大学生・清美は、いちど食べた料理はレシピまで解読できるというスゴ技を武器(?)に、定食屋「阿吽」でアルバイトを開始! 接客は地獄だけど、お客さんの好みに応じて料理に手を加える店主・善次郎の細やかな仕事ぶりに感動し、自分が居たいと思える場所をやっと見つける。善次郎の息子・清正(高校生)も、そんな清美に影響されて…。ホッと美味しい定食コメディ、どうぞ召し上がれ!


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