宮田大輔/8月アウトロー


8月アウトロー(1) (週刊少年マガジンコミックス)

■わくわくして面白い高校野球漫画だけれど、今どきこんな話つくってちゃダメ。

アメリカでベースボールをしていた日本人の少年。 でも秋と冬はオフシーズンで野球をやりたくてもバスケットボールにシフト。 ピッチャーは球数制限もある。 いつも不完全燃焼を感じていた彼は、監督から日本の高校野球の話を聞く。 球数制限のないクレイジーな甲子園で肩を壊した投手の話だったのだが、 その球数の制限がない、というところに彼は惹かれて、 件の高校に進学するのだった。


いやいやいや、なにそれ、そんな話、ダメでしょう。 物語は、崩壊してしまった野球部を彼が復活させようとする話で、 主人公のポジティブさと、そのパワフルさは素晴らしく、 読み手も乗せるくらいの勢いなのだが、 設定がダメ。


どれだけパワフルなモンスターでも、 負担は負担。野球に対する取り組みは、アメリカのほうが正しい。 そもそも野球だけではなく他のスポーツもしているからこそ アメリカの選手のほうが故障しづらいという面もある。 投げ方や打ち方で身体の使い方が偏るスポーツほど身体を壊しやすいそうなので。


いろいろな意味で、古い。高校野球自体をもういい加減に 考え直さないといけない時期、というかアメリカでも日本でも 野球のプレイヤーは減っていく時代、特に日本は それが顕著な時期に、こんな漫画描いていてはいけないのではないかと。 作者さんの力量がしっかりしているだけに、 編集部は根本の企画で間違ったように思う。 というかこんな企画、通しちゃダメ。 毎日新聞や朝日新聞ならいざ知らず。 そんな最悪なレベルにあわせて作品など作って欲しくはない。


【データ】
宮田大輔 (みやただいすけ)
8月アウトロー
【発行元/発売元】講談社 (2017/3/17) 【レーベル】少年マガジンコミックス 【発行日】2017(平成29)年3月1日発行 ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★
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最後までマウンドに立ちたいユーゴーにとって、“球数制限”のない甲子園は一際輝いて見えた。遠く米国から名門・帝釛高校に入学したユーゴーだったが、甲子園で起きた“不祥事”によって、帝釛は野球部を捨てていた。野球への情熱を取り上げられて燻ぶる、“最後の特待生”達。甲子園に夢を見た、“アウトロー”たちの復活劇!


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