【オススメ】 青木雄二プロダクション/ザ・ナニワ金融道


ザ・ナニワ金融道 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

■【オススメ】今更ナニワ金融道?と思ったが、市場の移転問題まで絡めて 現代版にリメイクというかリブートしており、もはや伝統芸能の領域に。

「ナニワ金融道」は名作も、絵柄に癖があるので読者を選ぶ。 なので本来はこの絵柄を変えてリメイクするのがベストなんじゃないかと 思うのだが、青木プロは青木氏死後も作画のテイストは変えずに 続編を送り出している。まぁこの世界観は唯一無二なので、 それはそれでありなのだろう。


本作も舞台は帝国金融、灰原が出て来るが主人公は彼ではなく、 灰原についてまわる新入社員である。旦那が300万円を借金、 マンションを担保にしたその返済が 途絶えたので家に押しかける。なんで借金をしたのか、 を妻に問い詰められた夫は、「こうなったのもお前が原因や」 と借金した事情を語り始めるのだった。


主人公を新入社員に設定し直してのリブート作品。 就職に失敗し彼女にも振られ、親の説教に思わず 内定をもらっている、大阪の会社だ、といって アリバイ作りに受けた会社が帝国金融だったという次第。 つまり、成り行き。覚悟はない。 そんな人物が一巻が終わる頃には少し馴染んでいくという成長譚 となっている。


でも今更、裏金の話?と思ったが、そこはそれ。 今話題の市場問題も絡めて展開する。いや、ツッコむなぁ。 しかも、市場問題の落とし所も明確に描くという。 巷によくある、実際の政治や事件を見届けたうえで 作品に登場させる安全パイなやりかたとは全く異なる格好良さである。 まぁ正直なところあまり時事ネタにはさわらないほうが よいのではないかと思うのだが、 その辺にツッコむのもこの作品の魅力か。


とはいえ本作からいきなり読むってのはハードルは高いかもしれない。 しかし今回はヤンジャンレーベルですか。あちこち渡り歩きますな、 この作品は。


【データ】
青木雄二プロダクション
ザ・ナニワ金融道
【発行元/発売元】集英社 (2017/4/19) 【レーベル】ヤングジャンプコミックス 【発行日】2017(平成29)年発行 ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
■購入:
amazon→ザ・ナニワ金融道 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
やりたいことも見つからず、女にも振られ、東京から逃げるように大阪にやってきたイマドキの若者、田町直也(23歳)は、深い考えもなく消費者金融会社の『帝国金融』に就職する。教育係の灰原達之をはじめ、『帝国金融』の百戦錬磨の先輩たちに揉まれながら、心ならずも“金融道”を歩き始めることに。府議会も絡んだ魚市場移転延期問題に翻弄される人達への融資を通して、金を貸す側の厳しさ、金を借りる側の苦悩やズルさを知っていくのだった…。


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