【オススメ】 森野きこり/終わりのち、アサナギ暮らし。


終わりのち、アサナギ暮らし。 1 (BLADE COMICS)

■【オススメ】 世紀末の後の豊かな風景。山の中で 一人暮らす少女をめぐる、ほんわかした 物語、にするつもりなのかと思ったが・・・。

山の中で一人暮らしの少女。父親はいたのだが、 放浪したまま帰ってきていないらしい。 町の人とは交流があり、食べ物をもらったりもしている。 そんな彼女が畑で手入れをしたところ大きなお化けかぼちゃを 発見。喜びいさんで持ち帰る途中、 大きなクモのような生物に出会う。


未知の動物でありサイズも大きい、 怖い、と思った彼女だったが、相手は自分の行動を受けるように 真似をする。しかも驚いて忘れてきてしまったかぼちゃも 彼女のもとに持ってきてくれた。さらに帰宅する彼女の後も とことことついてくる。どうもお腹が空いているらしい。 いろいろな食材をあげてみたが、まったく食べず。 音を上げて、まずは自分が腹ごしらえ、と思ったところ、 クモのような生物も家の中に。そこで、 かぼちゃのおやきを作って、この生物にも食べさせてみたところ、 どうやら大変気に入ったようなのだった。


世紀末の後にきた静かで豊かな時間、という体の物語。 ほんわかとした雰囲気をまとう風景はそれだけで魅力。 そこに、ナウシカにでも出てきそうな見たことのない 生物が登場する。・・・実はお父さんです、みたいなオチではないよな・・・。


半ば怪物的な生物と心が通いあっての同棲生活、 というお話である。 文明が一度崩壊しているような時代のようなので、 それが人間同士の戦争なのか、自然の大災害なのか、宇宙的な なにかがあったのか、はまだ不明。 ファンタジーなのか、そうではないのか。


言葉の通じない生物との交流、ということで そこを食べ物がつなぐ。その食べ物のレシピをじっくり描くのは いまどきの漫画らしく、なんとなしの違和感はあるが、 まぁ贅沢な時間ということで。 このまま閉じた話にする気は著者にはないようで、 新たな登場人物が投入され、この未知の生物をどう 紹介していくか、という話に向かって転がっていく。


正直なところ一巻では何も話が進んでおらず、そして続刊への予告の 部分はあんまり面白そうな転がし方ではないんだけれど、どうする つもりなのかなという興味も含めて続刊は読んでみたいです。


【データ】
森野きこり (もりのきこり)
終わりのち、アサナギ暮らし。
【初出情報】Alterna pixiv (2016年) 【発行元/発売元】マッグガーデン 【レーベル】BLADE COMICS 【発行日】2017(平成29)年3月25日初版発行 ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
■購入:
amazon→ 終わりのち、アサナギ暮らし。 1 (BLADE COMICS)

凪いだ日々の中、山奥で一人暮らす少女・ナギ。寂しさが募る生活の中で、ひょんな事から彼女が温もりを求めたのは、蜘蛛のような不思議な生き物で─?


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