FLOWERCHILD/遠藤靖子は夜迷町に隠れてる


遠藤靖子は夜迷町に隠れてる(1) (ヤングキングコミックス)

■ヴァンパイアものコメディ。 極端なキャラクターをかけ合わせつつ、 ヒロイン含めて人物の素性がオープンになっていないところが ミソ。ただ黒ギャルキャラは邪魔なのでは。

周辺で行方不明者が3人続出した女子校が舞台。 そこで腹を空かせた優等生は通りがかりで人を襲う クラスメイトを見かけてしまう。


そのクラスメイトである美女がタイトルロールの 遠藤靖子嬢。彼女は優等生氏に「私の非常食になれ」 と言って噛みつき、思うのだった。「なにこいつ・・・ うっ・・・・・・ま」


と、まぁ、たぶん、吸血鬼的なお話。 トマト以外の食べ物たべないし血液飲むし、 どうも長生きしているらしいし、 状況証拠ばっちり。とはいえヒロインの口からそれが説明 されることはない。


一方で 優等生はなぜか一人暮らしでバイト掛け持ちでなんとか 暮らしを維持しているレベルで食費や生活費を持ってくれる ヒロインの持ちかけは利が多いとして受け入れる。 ということで、吸血鬼と非常食とのバディもの コメディとして話は展開していくのだった。


そこに、吸血されて不味いと言われた生徒が半ば恨んで バンパイアハンターを雇ってまで仕返しをしようとする。 親が金持ちという設定なのだろう。ただ、 なし崩しにヒロインコンビと仲良くなってしまうところは コメディの定番である。 ただそうするとまた話が転がっていかないので、 さらにヒロインを目の敵にする人物を作り、 そちらはもっと薄汚い手で陰険に攻めてくる。 ・・・この黒ギャルキャラ、必要だったのだろうか。 殺し合い的なシーンがあっても飄々とした雰囲気だった作品に、 殺伐とした空気が流れる。どこへ行くつもりなのか?


とはいえ、行方不明者がいる、というところから始まった 話なので、殺伐とした空気は正しいのかもしれない。 でもそこに、興味深い物語を展開するだけの余地はあるのだろうか。 まぁ、絵が綺麗なので雰囲気を出してくれれば十分に楽しめる 作品だと思うのだけれど、ミステリだファンタジーだ百合だなんだと 欲張りすぎかもしれない。


【データ】
FLOWERCHILD
遠藤靖子は夜迷町に隠れてる
【発行元/発売元】少年画報社 (2017/4/28) 【レーベル】YOUNG KING COMICS 【発行日】2017(平成29)年発行 ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★★
■購入:
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殺人現場を目撃してしまった極貧学生しずえ。犯人は眉目秀麗のマドンナ!?スト ーカーされ気づけばチャッカリ側にいて。薄暗い不穏な学園で起きる快楽殺人者 (自称)とのワケあり同棲生活!快楽天の人気作家が描くゆるっと日常ギャグ!


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