私立恵比寿中学『EVERYTHING POINT−a new beginning−』@新宿ピカデリー

私立恵比寿中学『EVERYTHING POINT−a new beginning−』@新宿ピカデリー
登壇者:小林歌穂、近藤キネオ監督、藤井ユーイチ校長

ここから [Blu-ray]

・ドキュメンタリー作品としてリリースされた『ここから』 が柏木ひなた劇場だったのに対して、劇場版『EP』最新作は 全員にフォーカス。それぞれに見どころが用意されているのはファンにとってありがたい。秋田分校からクリスマス大学芸会を経てファンクラブイベントまで収録しており、特にみれりーずは必見。

・EPは相変わらず舌っ足らずな内容なのだけれど、劇場でファンだけが見る分にはこれで十分、というかこれがいい。ただ市販してファン以外にも手にとってもらいたいなら、これではないだろう、それは『ここから』でも同様。 出発点が映像を残したい、低予算で作りたい、なら本当にブルーレイに焼くだけのファンクラブ限定商品でいいからコスト極力かからない形で売って欲しい。ストリーミングやサブスクリプションで提供する、というのでもいいのだけれど、それなら事務所側で専用のアプリとかファンクラブであるブラックタイガーの映像コーナーをそれに変えるとか…サーバ含めて色々問題あるか…円盤作るほうが楽だと思うんだけど。

・ティーチインは全般になごやか。変な質問は特になかった。裏方に回りたい気質で気づく人だけが気づくものをやりたい小林さんの主義を藤井校長がそれでいいとオーケー出しているのがこのグループの運営の良いところ。みんな違ってみんないい、の体現な感じはする。 廣田さんが抜けたことで皆が際立ってきた、リミットが解除された、人数少ないがゆえにそれぞれの個が表に出て出てきた、というのは本当にそうだと思う。


2019-03-26_コミック新刊

●2019年03月26日発売の「紙」書籍→(★☆は電子書籍あり:★は紙書籍と同発で安価、☆は紙書籍と同価格ないし紙書籍より発売遅延)

☆(電子版4/12) 小学館 フラワーコミックス コーヒー&バニラ black (1) (フラワーコミックス) 朱神宝


2019-03-25_コミック新刊

●2019年03月25日発売の「紙」書籍→(★☆は電子書籍あり:★は紙書籍と同発で安価、☆は紙書籍と同価格ないし紙書籍より発売遅延)

★(電子版同発)集英社 マーガレットコミックス はじめてのひと 4 (マーガレットコミックス) 谷川史子 → 【オススメ】 谷川史子/はじめてのひと

★(電子版同発) 集英社 りぼんマスコットコミックス さよならミニスカート 2 (りぼんマスコットコミックス) 牧野あおい → 【オススメ】 牧野あおい/さよならミニスカート

★(電子版同発) 集英社 マーガレットコミックス 抱きしめて ついでにキスも 1 (マーガレットコミックス) 美森青

★(電子版同発) 集英社 マーガレットコミックス 乙女椿は笑わない 1 (マーガレットコミックス) 高梨みつば

★(電子版同発) 少年画報社 思い出食堂コミックス 男の食談義 1 (1巻) (思い出食堂コミックス) 川原将裕


【オススメ】 朱戸アオ/インハンド


インハンド(1) (イブニングKC)

■【オススメ】パンデミック・ミステリ最新作。 フォーマットが定まり、安定の出来栄えに。

研究者である主人公のもとに、旧知である内閣の 危機管理部門から連絡が入る。そこで見せられたのは、 ある病床の写真。その患者は1977年に地球上から 根絶されたはずの天然痘にかかっていた。


片手が義手の天才研究者が助手とともに、 政府筋の依頼に応えつつも勝手に動く 行動派医学ミステリ。著者お得意の内容だが、 シリーズ化したことで役割が整理され、 より読みやすく読み応えもある 物語に仕上がっている。 そもそも主人公自身の話はほぼ描かれておらず、 こうした本筋をとっておいて展開できる シリーズ作品は、強い。


根絶したウイルスが なぜ今存在しているのか、それがどうして 蔓延しているのか。 スケール感がほどほどなのは 手始めとしてはよく、一巻丸々使わずに 最初のエピソードが完結するのは 手際が良い。読み応えある上に、 次の話も読めるのか、というのは嬉しい喜び。 そして次のエピソードは、パンデミックネタではない。 良く聞く題材ではあるが、楽しみ、というか興味深い。


本作から登場のキャラクター雪村潤月は 横走市出身ということで苗字は違うが「 リウーを待ちながら 」のキャラ転用スターシステム。 そうか、そういうこともするつもりがあるのか。


善悪両用性、デュアルユース、「科学は 公共の福祉にも戦争やテロにも平等に奉仕できる」 「否定するのは簡単だ」「でもそう簡単じゃないんだ…」、 「アメリカでは911以降国家科学諮問委員会が 論文のチェックをするようになったが今のところ トンチンカンな取り締まりばかりしてるぞ」 「それに歴史的に見てもっとも科学技術を悪用しているのは 国家だぜ」、 人の事情などどうでもいい、 などという主人公の主張は明快。安易に流れる意見への 否定は同意。 あとがき予告もどういう趣旨かわからないが 「そもそもスポーツは健康に悪い!」「だからドーピングなんてガンガンやればいいんだ ドーピングは古代オリンピックの時から行われている由緒正しい身体コントロールなんだぞ!」というセリフがあり、 また言いたい放題正論を言わせていそうで面白そうである。


【データ】
朱戸アオ
インハンド
【発行元/発売元】講談社 (2019/3/22) ※電子版で購入
■評価→ A(絶品) ■続刊購入する?→★★★★★
■購入:
amazon→ インハンド(1) (イブニングKC)
地球上から根絶されたハズの伝染病・天然痘を疑われる患者が都内で多数発生。牧野の依頼を受けた紐倉と高家は、感染経路を辿るうちに、これがただのアウトブレイクではなく、バイオテロの可能性があることに行き着く。犯人の正体、その意外な目的とは? 2018年イブニングでスタートした、義手の天才学者・紐倉哲が主人公の医療ミステリー。新シリーズ、いよいよ刊行開始!


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【オススメ】朱戸アオ/Final Phase
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田川ミ/こりせんまん


こりせんまん 1 (アヴァルスコミックス)

■妖狐が仕方なく化狸を養育する話。 一話が唐突だが設定を飲み込めば面白い。

獣の中には稀に特別な力を持った者が生まれる。 そうした化獣の話。かつて強い狐が悪行が過ぎ、 日の神は狼をけしかけ成敗させた。 そして眠らせること三百年。再び目覚めさせたのだが、 姿形は小さくなり、魔力は取り去られ、神の 言いつけに背こうとすると古傷が疼きだすという始末。 さらには、幼い化狸の子を立派な神の眷属に 育て上げよ、との使命を与えられるのだった。


ということで、神だなんだと話はあるが、 基本は狐の子狸子育て話。疑似家族もののようなもの。 人間に化ける場面はあれど、動物しか出てこない。 狐自身の力は失われたが、狸の力は強大で狸が 变化すると一緒に变化してしまうという状況。


力を持つがゆえの不幸と、その力をどう使うか、 の話。そこに事件が舞い込み勉強しつつ解決する というエピソードの重ね方。話としては 実はそう珍しくもない内容なのだが、これを動物だけで 見せるというのは面白い。そういえば狸ってのは 世界的には珍獣の枠に入るめずらしい生き物 らしいですね。


【データ】
田川ミ
こりせんまん
【発行元/発売元】マッグガーデン (2019/3/14) ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★
■購入:
amazon→ こりせんまん 1 (アヴァルスコミックス)
悪キツネ、子ダヌキを養育す。 今は昔、世間を騒がせた悪名高いキツネ。そのキツネに突き付けられた解放の条件は、強大な力ゆえに孤立した子ダヌキの養育で…。


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田川ミ/麦の魔法使い
田中ミ/ちちこぐさ

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早川光、pikomaro、木村宗慎/茶の湯のじかん


茶の湯のじかん 1 (ヤングジャンプコミックス)

■茶道初心者入門漫画。学習まんがの新しい形か。

ヒロインは30歳、前職は人間関係から退職、 いまは契約社員として働いている。 それまでは寮生活だったこともあり シェアハウス暮らしを選んだが、 女性の住人は一人だけだった。 そこに、新たな入居者がやってくるとの連絡が入る。


という設定だが、話は題名通り、茶の湯の話。 新たな入居者とは事前に接近遭遇しており、 日本文化を研究しているフランス人留学生で 日本語も上手。そしてお茶に興味がある。 新しい生活や友達の欲しかったヒロインにとって、 彼女との時間は刺激になるのだった。


お茶と、和菓子とについて、身近なところから 話を始めつつ、専門家による初心者入門 クラスの授業をかいつまみながら話に取り込んでいく。 スクール形式だと同じ面子でカリキュラムに 沿って話が進むが、そうではない良いところ取り な構成は読みやすい。一方でさらっとではなく 大事なポイントはきちんとおさえているところは丁寧。 入門もの漫画の新しい形かな、と思う仕上がりになっている。


【データ】
原作=早川光、漫画=pikomaro、茶の湯監修=木村宗慎
茶の湯のじかん
【発行元/発売元】集英社 (2019/3/19) ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★★
■購入:
amazon→ 茶の湯のじかん 1 (ヤングジャンプコミックス)

【デジタル版限定!「ふんわりジャンプ」「ヤンジャン!」掲載時のカラーページを完全収録!!】人間関係のこじれから30歳にして転職し、契約社員として乾いた日々を過ごす茶々原水希。水希が暮らすシェアハウスに突然あらわれた、抹茶好きのフランス人・エマ。自らお茶を点てることもできる彼女の影響から、水希も少しずつ茶の世界に興味を持つようになっていく。実在のお店も多数登場! 深くて甘い、新感覚“茶の湯”コミック!! お茶と和菓子の魅力満載。


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早川光、連打一人/私は利休
早川光、松枝尚嗣/ダシマスター
【オススメ】 早川光、橋本孤蔵/渡職人残侠伝 慶太の味
早川光、橋本孤蔵/江戸前鮨職人 きららの仕事 ワールドバトル

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星野めみ/すずなり動物ハウス


すずなり動物ハウス : 1 (ジュールコミックス)

■ペットホテルを舞台にした、古風で健気な話。 いまどき古臭いが、一周2周まわって逆に目新しいのかも。

22歳のヒロインは懸賞マニア。普段はめったに当たらないのだが、 たまたま応募したポニーが特賞で届いてしまう。 四畳半のアパート暮らしでは飼うわけにもいかず、必死に探したのが動物を預かってくれるというペットホテルだった。


そのペットホテル、すずなり動物ハウスを舞台にしたお話。 オーナーは喜寿の女性、ひ孫がおり、取扱業者は獣医の男性。 ヒロインは施設育ちで、22歳になったら自立しなければいけない、 というタイムリミットのある身。就職が決まらず焦っているが、 簿記1級の資格持ちで経理的センスは持ち合わせていた。 ということで、彼女はそこで働くことになる。


古風な人情派物語なのだが設定は良くも悪くも韓国ドラマなみに複雑。 ペットホテルの経営はもちろん思わしくない。ただしそこはヒロインの ウルトラCにより解消される。オーナーの家族はこのペットホテルを 作った孫夫婦が早死に。ひ孫にもエピソードあり。獣医にしても人里離れた場所にいる理由がある。


一方でエピソード的には動物を預ける側にもいろいろ理由が あるはずだが、そのあたりは一巻ではあまり描かれず。 その分預かる側のいろいろを描いているのでこれ以上は多牌だから適切な整理だろう。


そしてあとがきでは本編一切関係なく氷川きよしさんのことしか 書いてないところが素晴らしい。


【データ】
星野めみ
すずなり動物ハウス
【発行元/発売元】双葉社 (2019/3/18) ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★★
■購入:
amazon→ すずなり動物ハウス : 1 (ジュールコミックス)

『夢ホテル』の星野めみが描く【感動の動物マンガ】。懸賞マニアの山田すずは、ポニーを当てて困ってしまい、「すずなり動物ハウス」というペットホテルにやってきた。すずは、身寄りがなく就職もできずにいたが、オーナーの真行寺珠江の計らいで、経理として働かせてもらうことに。「すずなり」には他に、獣医の瀬戸一郎、珠江のひ孫・華子がいた。孤独だったすずは、周囲の温かさに触れ、少しずつ成長していくのだった。星野めみファン待望の最新作!!


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星野めみ/動物ER ワンコはワンコ
星野めみ/「花のや」でございます

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