【オススメ】 星野茂樹、石井さだよし/解体屋ゲン


解体屋ゲン 1巻 (amazon), 解体屋ゲン (honto)

■【オススメ】建設業それも解体業者を描く作品。 力任せ勢い任せな面もある一方で、インテリな面もあり、 時代を描いた内容も多い。

今回は2002年連載開始の本作を番外としてご紹介。 現在も連載中。単行本は長らくまともに出ていなかったが 今では電子版で読書可能。既刊71冊。 1巻は268ページの分量で読み応えあり。


話は一人で解体業を営む人物の話。体力はあるがカネはない。 そこに、大手ゼネコン系列に勤める美女が仕事を持ち掛けてくる。 こうして美女と野獣のバディものとして話が進行していく。


悪い人物が絡み勧善懲悪的な展開になることが多いが、 そうでない話で登場する人物は今後も密な関係となりレギュラーや 準レギュラーとして出てくる、仲間集め的な物語でもあるが、 一巻時点ではそこまで壮大な話になるとはわからない。


主役のゲンさんは粗雑に見えるが、世界を股にかけて 爆破解体の仕事をしていた過去もありグローバルな面も。 仕事については、続刊では 関係する書籍を英文含めて読み込んでいるとの描写もあれば、送られてきた説明書に目を通さないといった描写もあり、ずぼらな面とインテリな面とで両極にぶれる。 この幅があるからこそ長く続く作品になっているのだろうが。


放っておくと男しか出てこない話になるところを、 うまい形で女性を放り込み、バディものとして恋愛要素も加えたのは 見事。なおこの作品は時間が止まっている話ではなく 人間関係がどんどん積み重ねられていくタイプの作品なので、 どんどん読み進めていってこそ面白さが見えてくる。 時代の雰囲気も反映されているので本当は初出情報が欲しいところだが…。


【データ】
原作=星野茂樹、作画=石井さだよし
解体屋ゲン(こわしやげん)
【発行元/発売元】 電書バト (2019/6/1) ※電子版で購入
■購入:
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honto→ 解体屋ゲン , 漫画・コミックの電子書籍の新着情報- honto
借金まみれで自堕落な生活を送る、孫請け解体業者の朝倉巖(通称ゲン)。しかしゲンは、世界を股にかけて活躍した爆破解体技師だった。その噂を聞きつけた大手ゼネコン社員の慶子は、ゲンをもう一度表舞台に引っ張りだそうと画策する。 ゲンと慶子の出会いを描く「爆破解体」、家を丸ごと移動させる曳き家を描いた「曳き家のロク」、自殺志願のクレーン技術者ヒデが登場する「初仕事」他。


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【オススメ】 古谷三敏/BARレモンハート


BARレモン・ハート : 1 (アクションコミックス) (amazon)

■【オススメ】マスター一人で切り盛りする町外れのオーセンティックなバーに 夜な夜な常連が飲みにやってくる。

思うところありご紹介、旧作紹介のマンガ一巻読破クラシックス。 今回取り上げるのは 言わずとしれた、バーを舞台に描いた酒うんちく漫画の元祖。 冒頭では客がかしこまって訪れるが、そんなにハードルの高い 店ではないことが示される。


当初は客を色々かえてバーテンダーをホストに展開する構成に見えたが、 二人の常連を用意。特に 酒のことを知らない常連、というトリッキーな存在を設定したおかげで、 酒のイロハから話に取り上げることができる。だがそれが面白いかというと…。 客を中心に叙情的な話を組み立て最後に彩りでバーレモンハートを 登場させるエピソードのほうが際立った出来。落語家の話も、 酒飲みの描写が巧い巧くないが絵からはわかってこない…のだが 著者には「寄席芸人伝(1) (ビッグコミックス)」という名作もあるのでまぁ敢えてなんだろうなぁ…。


そんな話が俄然面白くなるのは後半。同時代感が作品に強く反映されてから。 新しく発売されたばかりの酒としてニッカ「フローム・ザ・バレル」が紹介される。おお、フロム・ザ・バレル!長年飲んでいたのであまり意識しなかったけどこれはアルコール度数51.4。なんで?というとUKプルーフにあわせた度数にして通常の43度より高くなったとかなんとか、ニッカの方に聞いた覚えが。ボトルもスタイリッシュで格好いい、のだけれど、正直注ぎづらい。このクレームも伺ったところよくあるようで…。


赤電話、長距離電話、マッキントッシュ、プリンターテレビ、レーザーディスク、ワープロ…こういう風俗を取り込んだものは当然古びるが一周回ったところで時代色が楽しめるようになる。小道具は必ずそこから時代を感じさせて古びてしまうので使い方は良し悪しなのだけれど、逆に本作の場合は味になり、今読めばノスタルジーを感じさせる。しかしおそらく当時からもある種のノスタルジー色があった話のはずで、それは 早くから老け役をやっていた笠智衆のようなものか。


奥付の(C)表記が1985なのだが販売サイトの発行日は1986年。なお電子書籍の元本は2008年の47刷。しかしhontoの電子書籍が660円って、紙書籍556円より高いのは何なの…Amazon Kindleでは528円、unlimitedなら1巻は無料で読めます。


【データ】
古谷三敏 ファミリー企画
BARレモンハート
【発行元/発売元】 双葉社 (1986/2/18) ※電子版で購入
■購入:
amazon→ BARレモン・ハート : 1 (アクションコミックス) , Kindleマンガストア コミック _ Amazon _ アマゾン

心優しき男たちが夜毎集う酒場、『BARレモン・ハート』。名人マスターの人を見る目は酒を見る目。マスターの薦めるカクテルは人生のブレンド。酒ウンチクと人生模様を語る大人のための、酒、グルメコミックス。酒コミックの元祖1巻目。


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パンデミック懸念のなか、朱戸アオ作品を再読する。


パンデミック懸念のなか、朱戸アオ作品を再読する。「インハンド」が連載中でドラマ化もされた朱戸アオ氏。件の作品はバイオテロ的な話であるが、著者の他作品ではパンデミック、アウトブレイクについて深く掘り下げたものがある。


Final Phase」(一巻完結)はウイルス感染で都市封鎖、クラスター感染が描かれる。…今の新型コロナウイルスと同一視して不安や恐れを増幅してしまうと困るのだが、マスコミや野党議員の追及は現実どおりな感じ。とはいえ現場ではそれどころではないのでその辺りの外野にはほぼ触れられない。そして医療従事者が危険なのもまた現実のとおり。

なお作中でもパンデミックの例としてちらりと出てくるスペインかぜ。別にスペインが発生源でもなんでもなく、最初の流行が第一次世界大戦時で戦争当時国は情報統制していたので、中立国だったスペインで最初に報道されたから、ということらしい。全人口の3割が感染したとされ、高齢者は行き残った反面青年層で大量の死者が出たという。そしてこれは当時としては未知のウイルスだったが、今でいうA型インフルエンザである。


リウーを待ちながら」(全3巻)は過去にあった伝染病の蔓延。医療崩壊がどういうものかが描かれている。全数検査が何をもたらすかは、まぁマスクやトイレットペーパーの品切れ状況を見れば連想できるはずなのだけれど、有識者の中には1テーマでしか状況を把握できない方が多くいるようで…。本作は事件の起きている現場を描いていることから自分自身にとって最適な行動に走ろうとする人はいても、傍観者的な立ち位置から役に立たない話をする人物は出てこない。そして、有志の協力が得られている。現実では専門家が勝手に持論をぶちまけて混乱を招いているというところがなんとも…いや表に出ないところでまともな人達がまともに動いているのだと思うが。

両作品とも、最終的にはパンデミックは終結する。今までの現実もそうだった。今回の新型コロナウイルスは、このままであればただの悪性の風邪、新型インフルエンザの域を出ない。変性する恐れはあるが、それは防ぎようがない。そして、ウイルスを抑制することはできない。次の冬も流行することはほぼ確実である。その際にワクチンができていれば、インフルエンザと同様の扱いで良くなるだろう。

現状のコロナウイルスへの日本の対応は過剰すぎると思うが、とはいえどうするんだ!という無知の声に対してはある程度対策を打つ必要があり、かつ感染のピークを抑制するという目的と合わせると妥当なのだろう。全量調査を目指すのは統計学的にしか意味がなく、検査は従事者への感染リスクを高めるので医療崩壊に繋がる。まぁ今回はパンデミックとしては重篤患者も死亡者も少ない。本物のパンデミックに向けての予行演習と考えると良いのかもしれない。

朱戸アオ作品レビュー
【オススメ】 朱戸アオ/インハンド
【オススメ】 朱戸アオ/インハンド プロローグ
【オススメ】 朱戸アオ/リウーを待ちながら
【オススメ】朱戸アオ/Final Phase
【オススメ】 朱戸アオ/ネメシスの杖

【オススメ】 南勝久/ザ・ファブル


ザ・ファブル(1) (ヤングマガジンコミックス)

■【オススメ】得意技を封じて生きる、殺し屋コメディ。

実写映画が公開され内容も評判ですが。紹介漏れでしたのでこの機会にご紹介。


天才と称される殺し屋の話。ファブル、と呼ばれ恐れられるが、当人は 「おまえらが勝手にそう呼んでるだけだ」「俺はただ殺すだけの」「プロだ!」と。


そんな彼が、ボスの命により、殺しの現場から離れ、一般人として暮らすハメになる。地縁のない大阪の地で、仕事仲間と「兄妹」として、組織が関係する組に預けられる。素性を知るのは組長と若頭のみ。とはいえ若頭は彼らのことをよく思っておらず、追い出そうと画策する。


そうした話だが設定もテイストもコメディ。主人公は特に何も考えずに一般人として生きることを受け入れているが、これは、彼のプロ意識の為せる技。素性を知られずに生きるのがプロだ、「臨機応変ってのを覚えたらおまえはもっとプロになれる!」という言葉に乗せられて、彼はその気になる。


なぜ一般の生活を送らせるのか、送り出した側のことを思えば…であるが、そこを頓着しないある種のんきな話なので、飄々と物語は進む。絶対的な天才を主人公としつつ、その能力を封印した話としたのは面白い。しかも当人がそれにノリノリというのが白眉。


【データ】
南勝久
ザ・ファブル
【発行元/発売元】 講談社 (2015/3/6) ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★
■購入:
amazon→ ザ・ファブル(1) (ヤングマガジンコミックス)
“寓話”と呼ばれし、風変わりな“殺しの天才”が、この町の片隅にひっそりと棲んでいる──。殺しのプロとして“一般人”になりきれ! 野蛮で、滑稽な、大阪DAYS。『ナニワトモアレ』&『なにわ友あれ』の南勝久、銃撃最新作!!!


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【オススメ】 遊知やよみ/福家堂本舗


福家堂本舗 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

■【オススメ】商家舞台の三姉妹物語。 古くさくオーソドックスな少女漫画だが 京都の老舗という設定なのでうまくはまっている。

1995年から『ぶ〜け』に連載され、2000年の雑誌休刊にあわせて 完結となった作品。全11巻だが電子版は文庫にまとめられた7巻 にて刊行されている。その旧作が 2016年にAmazonプライムビデオで早見あかり主演で ドラマ化された。→「福家堂本舗-KYOTO LOVE STORY-」予告 第1弾 そして続編も開始。→ 月刊YOU|福家堂本舗 弐 ということでいずれ単行本を紹介するときのために本作もご紹介。


福家堂という京都で長く続く老舗の和菓子屋を舞台にしたお話。 語りては末っ子の三女の設定ではあるが、視点は特に固定されていない。 話は、この老舗の店をどう存続させるかを中軸に、三人の恋愛模様が描かれる。


少女漫画としてオーソドックスというか、ホームドラマという点で古き昭和の時代 の作品に近い。塩森恵子氏の「 希林館通り (マーガレットコミックスDIGITAL) 」あたりが似ている。全くもって新しい題材ではない。しかし、継ぐべき家の ある人にとっては古いも新しいもない、身近でシリアスな問題である。 だから、そんな題材古臭いね、という印象自体がナンセンスなのだろう。 絵に関しては最新の遊知やよみ氏作品を読んでいる者には 少々安定していないなとも思うだろうがそれはそれ。


恋愛ものなのだが作品開始当初には三姉妹いずれも恋がまだ始まっていない。 その何もない状態から始まるので読者としてはとっつきやすい。 老舗和菓子店を舞台にしたホームドラマもの なので登場人物が比較的多めになるので、人物の交通整理が 肝要となるが、その点はバッチリ。三姉妹の父は既に亡くなっており、 母が切り盛りしている。職人も少人数で主要人物しか登場しない。 出て来る回数の多い人物は物語の主軸にきちんと絡む。


・・・というよりも当初は三話連作の読み切りで、三姉妹それぞれの 恋模様について描いて終わり、ということだったらしく、それを長期連載に 引き伸ばしたものなので、全話読んでも結局のところ冒頭三話 の話に舞い戻る。逆にいえば軸がぶれない作品でもあった。 ちなみに続編は創業480年で当代で18代目となっており、 作品開始時から30年後、三姉妹の子供の世代の話になる様子。


【データ】
遊知やよみ
福家堂本舗
【初出情報】ぶ〜け(1995年〜) 【発行元/発売元】集英社 【レーベル】マーガレット コミックス 【発行日】2008,2012年発行(オリジナル1995年11月・1996年6月) ※電子版で購入
■評価→ B(佳作) ■続刊購入する?→★★★★★
■購入:
amazon→福家堂本舗 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)
【ページ数が多いビッグボリューム版!】福家堂は京都にある老舗の和菓子屋。しっかりものの長女・雛、おてんばの次女・あられ、天然の三女・ハナが暮らす。そんなある日、銀行に勤めている桧山家の御曹司・薫が、突然雛に結婚を申し込み…。


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林律雄、高井研一郎/総務部 総務課 山口六平太


総務部総務課 山口六平太(1) (ビッグコミックス)

■実はスーパーマン的な働きをする縁の下の力持ち。 「島耕作」や「サラリーマン金太郎」と違い今読んでも共感が得られるのは こちらだろう。

高井研一郎氏のご冥福を祈りつつ、「山口六平太」の一巻を 改めてデジタル版で購入して読んでみた。


サラリーマン小説の 漫画版であり、主人公はスーパーマン的活躍を見せるのだが、 それが出世という文脈が軸になる「島耕作」と違い本作はあくまでも 普通の会社員の日常が描かれている。 類似作としてあげるとすれば「釣りバカ日誌」であり、 「OL進化論」であるのだろう。


1987年刊行の一巻の内容は当然今読めば古臭い内容である。 が、根本的な部分は2016年の今も日本の会社は変わっていない。 それがよいのか悪いのかわからないが。


でもこんな会社いまどき・・・と思うのであれば、 総務課というのを、お客様対応係、クレーム対応担当 と読み替えればすんなりと入ってくる内容である。 そうか、基本的に人の馬鹿さかげんは変わらないんだな、と。 そんななか、一手先を読む六平太の凄さ。 ただ、その六平太の凄さを周囲がわかっている、というのが この作品の真の良さだろうか。


【データ】
作=林律雄(はやしのりお)、画=高井研一郎 (たかいけんいちろう)
総務部 総務課 山口六平太
【発行元/発売元】小学館 【レーベル】ビッグ コミックス 【発行日】1987年3月1日初版第1刷発行 ※電子版で購入
■評価→ C(標準) ■続刊購入する?→★★★
■購入:
amazon→総務部総務課 山口六平太(1) (ビッグコミックス)
大日自動車総務部総務課の山口六平太は一見、うだつの上がらないサラリーマン。だが、本当はどんな難問も解決するスーパーマンだ。とぼけた顔とたばこクルッの秘技を持つ六平太。今日も何でも引き受けます! 総務という会社の要に所属する六平太の姿を通し、どこにでもある日本の会社社会の姿を描いた、サラリーマン傑作マンガ!!


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やまさき十三、高井研一郎/プロゴルファー貘

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【オススメ】 さいとう・たかを/ゴルゴ13


ゴルゴ13(1)

■【オススメ】発表からまもなく50年となる 作品だが、今読んでも充分に面白い。

名作を紹介する一巻読破クラシックス、 今回は言わずと知れた「ゴルゴ13」の一巻をご紹介。 作品を読んだことがなくても、ライフルを構える ニヒルな東洋人デューク東郷のことは殆どの日本人が知っている。


一巻最初の作品は、 1968年11月発表のものである。 まもなく50年となる。2年後には盛り上げ企画が あるのだろう。そこに便乗したい気持ちはやまやまだが 当方はそういう作りのサイトではないのでそこまで 待たずにレビューしてしまう。


冷戦時代、と思うが当時は雪解けしたりしなかったり、 がっつり東西対立という時代からプレイヤーがかわり 変化の起こった時代である。そんななかでゴルゴ13の 立ち位置は、便利屋。偉大な殺し屋、という位置づけではあまりない。 翻弄される存在でありながら、そこを見据えて先に先に立ちまわる 男の姿を描いている。


一巻時点でのゴルゴはがっつりと喋る。モノローグも多い。 周囲の会話を描くだけという感じではないのは いま読むと新鮮に感じる。 セリフが長々と描かれるシーンが時に出現するのは どうかと思うがそれもまたご愛嬌。 国際情勢を踏まえつつ、 その歪みの中で生き、泳ぎ、金に変えていく殺し屋を 描く本作は当時もそして今でもユニークな作品である。 歪みを活かした裁定取引をやっているようなものか。


本作は国際情勢自体を描きたいのではなく、 そこに殺したい側と殺されたい側が生まれるような 歪みに着目しているからこそ、長続きするフレームとなっているのだろう。一歩引いた構造こそが本作の本質である。似たような他作品は概ね物語が主人公に肩入れしすぎている。本作でも一巻は意外とその傾向のかけらは見えるものの、物語の渦中にゴルゴ13を巻き込ませようとはしていない。依頼された状況のなかで仕事をこなしながら生き残るゴルゴ13の在り方を考えれば、物語の作り方はこの構造しかない。そしてそれを邁進したことで、稀有な作品となった。主人公の物語を描くだけでは到達し得ない領域の話がある。その実例が本作である。


【データ】
さいとう・たかを
ゴルゴ13
【発行元/発売元】紙書籍リイド社、デジタル版小学館 【レーベル】SPコミックス 【発行日】1973年6月21日発行、デジタル版2007年9月5日発行 ※電子版で購入: 1-50巻まとめ買いはこちら→[まとめ買い] ゴルゴ13 (1-50)
■評価→ A(絶品)
■購入:
amazon→ゴルゴ13(1)
英国諜報部は大戦末期に莫大な偽札を隠匿した元ナチの親衛隊長を消すためにゴルゴを雇った。要塞化した城で待っていたものは!?表題作『ビッグ・セイフ作戦』他、3話(『デロスの咆哮』『バラと狼の倒錯』『色あせた紋章』)を収録。


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さいとう・たかを/ブレイクダウン
小松左京、さいとう・プロ/日本沈没

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