2023年のベストセレクション

2023年もありがとうございました。年末間に合わずに年明けにまとめていますが元旦から大変な事態になっており皆様のご無事を祈念しております。元旦であったのは不幸中の幸いと捉えるべきでしょうか。この災害に関して色々煽っている人々は、これまでもそしてこれからも、同様のことをしでかす人々かと思いますので、影響力の大きい政治家士業マスコミジャーナリスト中心にその手の人はリスト化してブロックしておくと今後の精神衛生上よろしいかと存じます。80:20の法則はデマ扇動にも通用します。問題発言は一部の人が繰り返しているわけで、それはSNS上のデマや中傷を追跡した研究でも明らかになっていたかと記憶しています。

さて、漫画についてですが。鳥嶋和彦氏がカズレーザー氏の番組で語ってもいましたが、アニメや映画などと比べて少ないコストで出来るプロダクトなので試行錯誤ができる点、色々新しいものが生まれるし今後も生まれてくるものだと思っています。まぁ小説のほうがよりコストが少なくて済むのですがいかんせん商売という点では漫画のほうが大きいので漫画のほうがバリエーションが広くなっているのでしょう。なろう系やラノベ原作もこなれた内容の作品がコミカライズされるという点では歓迎。一方で漫画オリジナル作品が作られていく限りでは否定すべきものではないと思っていますが、安易にコミカライズに寄っていくのは危険なのでその辺は頑張っていただきたい限り。 新年の辞みたいのはなんか昨年書いたのでそれとあんまり変わってません。なるべく毎日レビュー記事を配信できるように書き溜める形にしたのでタイムラグが出る作品も多くなりましたがご容赦ください。

2023年月間ベストを以下再掲します。月間オススメ をあわせてご参照ください。過去の年間オススメはこちらです→ 年間オススメ

2023年01月編

1. フジモトシゲキ/ハードボイルドマタタビビバップ

2023年02月編


1. 小林キナ/先生! 僕たちが世界を滅ぼします。

2023年03月編

1. 熊倉隆敏/つらねこ

2023年04月編

1. ONE、あずま京太郎、bose/バーサス

2023年05月編

1. もといも/ザーフィラ陛下と黒と白

2023年06月編

1. 日高十三男/有限世界のアインソフ

2023年07月編

1. 我妻幸/血を這う亡国の王女

2023年08月編

1. 清音圭/化け狐の忠心

2023年09月編

1. 松本ひで吉/いきものがたり

2023年10月編

1. 如月園/イマジン▲ラブ

2023年11月編

1. 田村隆平/COSMOS

2023年12月編

1. ハミタ/宇宙人のかくしごと

2022年のベストセレクション

2022年もありがとうございました。

読み漏れレビュー漏れも多いですがご容赦ください。最近はなるべく試読サンプルあるもので確認してから購入、という流れにしているので無料サンプル出てないものは購入漏れもしがちです。そうでもしないと購入点数ばかり多くなって結局積読になるので。

読めば面白い漫画は次々見つけられるのでマンガを嫌いになることもうんざりすることもなく過ごせているのはありがたい限り。一方で決まったフォーマットのジャンルものの点数が山盛りに増えていますが、その中での巧拙、面白い面白くないはシビアに出てしまうので、そのレッドオーシャンに出ていくのはそろそろ考えたほうがよいのではと思うことも多々。そもそも供給過多なのでもうお腹いっぱいで触手が、ではなかった、食指が動かなくなりつつあり。ただ、作品の多いジャンルものは内容もこなれてきて、失敗作は寧ろ少ないんですよね。その安心感はあります。でも数多すぎ。

2022年月間ベストを以下再掲します。月間オススメ をあわせてご参照ください。過去の年間オススメはこちらです→ 年間オススメ

2022年01月編

1. 浅倉秋成、小畑健/ショーハショーテン!

2022年02月編

1. 麻生みこと/下足痕踏んじゃいました

2022年03月編

1. タイザン5/タコピーの原罪

2022年04月編

1. 山崎峰水/ぼくたちの死体さがし

2022年05月編

1.鯨庭/言葉の獣

2022年06月編

1. 荒川弘/黄泉のツガイ

2022年07月編

1. 阿賀沢紅茶/正反対な君と僕

2022年08月編

1. グリコ/小塚部長、ごはん一緒にどうですか?

2022年09月編

1. マキノマキ/花凛さん、つじつまが合いません!

2022年10月編

1. 眞藤雅興/ルリドラゴン

2022年11月編

1. 今村翠/るるひかる-Vampire Memories-

2022年12月編

1. 小坂俊史/ルナナナ

2021年のベストセレクション

普段は年末大晦日ギリギリまで更新していた当サイトですが今年はイブで打ち止めとします。

マンガは紙書籍で発売されないものもあり著者の方々は大変そうですが、これは電子版が売れないとか電子版の分配が低いということではなくて、紙書籍は印刷発行点数で印税がもらえた、一方で電子版は売れた分の配分になる、という構造上の問題かと。印税が発行部数の10%としたら実売ベースではより多くの割合になるわけで。返品分も特に相殺されないですし。次の巻や次の作品には響きますが。

一方で電子版は刊行点数も多くなり購入する身としては大変。全作品を読もうという考えはとうに捨てていますが全作品を買おうというのもここ数年で放棄しました。無料お試し版で絵やテイストを確かめられるのはありがたい。中身確認してから買うのはしち面倒ではありますが、店に行って買うよりは手間暇かからず楽。ネット通販から電子書店へと、正直よい時代になりました。実店舗に行って探して選んでマテリアルとしての本を買う、というのも素晴らしい体験ではありましたが、量を買い量を読む人には本を買って読むのは日常なので、その体験は非日常向き。とすると実店舗の本屋は自然と非日常体験にシフトしないと生き残れないのだろうなぁ。日常使いの常連さん相手にはサブスクリプションモデルなど導入する必要があり。そういう目端の効いた人はとっくのとうに出版・書店業界にいないか独立して自力で経営やっているかでしょうが。

刊行点数は多いですが、面白いマンガは限られ、その割合は年々少なくなっています。といってもそれは刊行点数が多いせいで、面白いマンガの数は以前より少ないことはなく寧ろ点数としては多くなっているというのが実感。しかしメジャーの出版社には目利きというか作品選択を担って欲しいのだが、売れれば官軍、といった形で質が伴っていないものも平気で出してきて、数撃ちゃあたる方式になっている面もあるので、そこは出版社の名前で購入を検討する身としては勘弁していただきたいところ。

2021年月間ベストを以下再掲します。月間オススメ をあわせてご参照ください。過去の年間オススメはこちらです→ 年間オススメ

2021年01月編

1. 水上悟志/最果てのソルテ

2021年02月編

1. 双見酔/ダンジョンの中のひと

2021年03月編

1. いくえみ綾/ローズ ローズィ ローズフル バッド

2021年04月編

1. 雪白いち/骨ドラゴンのマナ娘

2021年05月編

1. 坂木原レム/リスタート!〜34歳ゲームディレクターのつよくてニューゲーム〜

2021年06月編

1. 沙嶋カタナ/となりの秋とは関わらない

2021年07月編

1. 有馬慎太郎/地球から来たエイリアン

2021年08月編

1. でむにゃん、炭酸だいすき/FX戦士くるみちゃん

2021年09月編

1. たけだのぞむ/褒めるひと 褒められるひと

2021年10月編

1. 外木寸/殺し屋やめたい!

2021年11月編

1. 井龍一、伊藤翔太/降り積もれ孤独な死よ

2021年12月編

1. 如月園/俺たちに昨日はない

ちなみに当サイト経由でAmazonで売れた順だと 1.ダンジョンの中のひと : 1 (webアクションコミックス)(→続刊出ました:ダンジョンの中のひと : 2 (webアクションコミックス)) 2,田中家、転生する。 1 (FLOS COMIC) 3.東の森の魔女の庭(1) (ウィングス・コミックス) 4.ロスト・ラッド・ロンドン 1 (ビームコミックス)(→続刊出てます:ロスト・ラッド・ロンドン 3 (ビームコミックス)) 5.最果てのソルテ 1巻 (ブレイドコミックス) でした。


2020年のベストセレクション

2019年はレビュー数も少なく、年末にはこのサイトの閉鎖ないし停止も視野に入れていました。しかし考え直し、2020年は年間360作品紹介を目標に一日一冊ペースのレビューを心掛けました。そんななか、新型コロナウイルスが蔓延、社会環境は想定外の変化に。漫画業界は、執筆作成や編集出版で多少の影響はありながらも、全体としてはダメージの少なかったように思われます。このサイトとしては若干の出版点数減少は寧ろありがたく…。一方、昨年はじめたライブツーリズムへの展開を前提にした音楽ライブと旅のサイトは直撃弾を受けた分野でもあり、閉鎖して本サイトに併合することにしました。

マンガは、宅配や電子書籍にシフトしてきたことが、今回命をつないだ要因になっているかと思います。リアル書店で売るだけの商売であったら厳しかったのではないでしょうか。もちろん、リアル書店やコミケなどダメージが出た部分もありますが、業界全体が沈んだらそれどころでは済まないわけで。全体として不調ではない、好調である、というのは重要です。なお、今年最大のヒット商品である映画『鬼滅の刃』には、動画配信サイトでアニメが見られる環境にあったことがその下地にあり、今やマスメディアとはテレビや新聞雑誌ではなく、ネットを指すものと思われます。

2020年月間ベストを以下再掲します。月間オススメ をあわせてご参照ください。過去の年間オススメはこちらです→ 年間オススメ

2020年01月編

1. やまもとりえ/ねこでよければ

2020年02月編

1. 上野はる菜/ハナさんは実らせたい!

2020年03月編

1. 中川海二/環の影

2020年04月編

1. 南マキ/Get Ready?

2020年05月編

1. 夕のぞむ/青春シンデレラ

2020年06月編

1. とりのなん子/空日屋

2020年07月編

1. 村上たかし/探偵見習い アキオ…

2020年08月編

1. 灰田高鴻/スインギンドラゴンタイガーブギ

2020年09月編

1. 鬼頭莫宏、カエデミノル/ヨリシロトランク

2020年10月編

1. 迷子/プリンタニア・ニッポン

2020年11月編

1. 雨隠ギド/ゆらゆらQ

2020年12月編

1. アボガド6/アメデオ旅行記


2019年のベストセレクション

2019年の月間ベストを再掲します。 → 月間オススメ

2019年01月編

1. 柞刈湯葉、中村ミリュウ/オートマン

2019年02月編

1. 川端新/月光社ボーレイ奇譚

2019年03月編

1. 朱戸アオ/インハンド

2019年04月編

1. メノタ/果ての星通信

2019年05月編

1. モリエサトシ/私の正しいお兄ちゃん

2019年06月編

1. むんこ/出会ってしまったツルとカメ

2019年07月編

1. 遠藤達哉/SPY×FAMILY

2019年08月編

1. いちかわ暖/新しい上司はど天然

2019年09月編

1. クロマツテツロウ/ドラフトキング

2019年10月編

1. ヤマモトマナブ/キューナナハチヨン

2019年11月編

1. 岡村アユム/ファンタジー老人ホームばるはら荘

2019年12月編

1. 堂本裕貴/ネクロマンス


2018年のベストセレクション

・新年あけましておめでとうございます。2018年もありがとうございました。読むのもレビューするのもなかなかできず、購入も絞ってきましたので年間ベストは選ばず、月間ベストの再掲といたします。一部出版社の作品は購入しないので抜けも多く今後もこんな感じの運営ですがよろしくおねがいします。 → 月間オススメ

2018年01月編

1. 夏原武、水野光博、大谷アキラ/正直不動産

2018年02月編

1. 高瀬志帆/二月の勝者 −絶対合格の教室−

2018年03月編

1. 田村由美/ミステリと言う勿れ

2018年04月編

1. ヨネダコウ/Op−オプ−夜明至の色のない日々

2018年05月編

1. 三枝えま/我楽多郷の借金ガール

2018年06月編

1. 岩本ナオ/マロニエ王国の七人の騎士

2018年07月編

1. 戸田誠二/憑依師

2018年08月編

1. 川端志季/僕のオリオン

2018年09月編

1. 鬼龍駿河/カントリー少女は都会をめざす!?

2018年10月編

1. たなか亜希夫/リバーエンド・カフェ

2018年11月編

1. 白井弓子/大阪環状結界都市

2018年12月編

1. すもももも/亡国のマルグリット


2017年のベストセレクション

・2017年もありがとうございました。レビュー頻度が下がっており漫画も正直あまり読めておりませんが、来年も無理せずだらだらと更新していこうと思っておりますのでテキトーにお付き合いください。サイトは閉鎖しない程度には頑張って更新していきます。

1. 中川海二/ROUTE END

ROUTE END 1 (ジャンプコミックス)

■【オススメ】「特殊清掃業」を描いた話は前例がないでもないが、 サスペンス・ミステリーの中に溶け込ませた本作は異色。

2. 穂積/僕のジョバンニ

僕のジョバンニ 1 (フラワーコミックスアルファ)

■【オススメ】言葉が、声が、呪縛を呼ぶ。深く分かり合えるものを欲し、 しかしそれが痛みとなる二人の話。

3. 朱戸アオ/リウーを待ちながら

リウーを待ちながら(1) (イブニングコミックス)

■【オススメ】未来を舞台にした作品なのかと誤解したが、これは架空の地名 を使った話か。そして内容は、アウトブレイク。傑作「 Final Phase 」の著者に再び疫病ものを描かせるだけあり、切り口がひと味違っている。 感染源をすぐには断てない悪夢とどう戦うか。

4. 日高ショーコ/日に流れて橋に行く

日に流れて橋に行く 1 (愛蔵版コミックス)

■【オススメ】 明治の末期、時代の流れに乗り遅れた 呉服屋を洋行帰りの主人公は立て直せるか? というお話はなかなかにエキサイティング。

5. 稲井カオル/うたかたダイアログ

うたかたダイアログ 1 (花とゆめCOMICS)

■【オススメ】夫婦漫才のようなコントを見る一品。

6. 西倉新久/HOTER R.I.P.

HOTEL R.I.P. 1 (A.L.C. DX)

■【オススメ】 死後の世界、成仏できない人のためのホテルを舞台にした話。 設定にアイディアあり。

7. 遊知やよみ/福家堂本舗 弐

福家堂本舗 弐 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

■【オススメ】 2000年に完結せざるを得なかった「 福家堂本舗 」の巻末ですでに描かれていた話 の続きを17年経って続編として綴り始めるとは気が長いというか執念というか お導きというか。実写ドラマ化さまさまなのか、いや続編あっての ドラマ化だったのだろうなぁ。ちなみにドラマは結局いまだに見ておらず。 Amazonプライム会員だし早見あかり主演だし見られるし見たいと 思いつつもなかなか。→【Amazon.co.jp限定】福家堂本舗-KYOTO LOVE STORY-(DVD-BOX) 初回限定版・・・ そして著者の練度はますます上がり、 本作は前作以上の読み応えに。

8. ひかわきょうこ/魔法にかかった新学期

魔法にかかった新学期 1 (花とゆめCOMICS)

■【オススメ】12年ぶりの新作って、どうなんだろう? と絵柄も含めて思っていたのだが、読んでいてここまで 読者を作品世界に引きずり込んでくる転がし方は「上手い!」の 一言、没頭しました。

9. 西餅/僕はまだ野球を知らない

僕はまだ野球を知らない(1) (モーニングコミックス)

■【オススメ】 サイバーメトリックスを漫画に取り入れた一作。 ここまで極端に描けるのは、漫画ならでは。 この割り切りゆえに面白い。

10. 鳩也直/何モナイ君タチヘ

何モナイ君タチヘ 第1巻 (あすかコミックスDX)

■【オススメ】 自分の渇望が人間の形となって生まれる、 という設定を更に一捻りした佳作。



以下は一巻完結もののベスト。
1. 優/さよなら、またね。

さよなら、またね。 (IDコミックス)

■【オススメ】 絶品。お値段の価値はある、優しい作品集。

2. ワキサカ/アイちゃんとえほん

アイちゃんとえほん (ビッグコミックス)

■【オススメ】著作権フリーなパブリックドメインを活用したパロディだが不条理に落とさずきちんと話を回収する、こういうのは大好き。

3. EMMANUELLE MAISONNEUVE、JULIA PAVLOWITCH、高浜寛 /エマは星の夢を見る

エマは星の夢を見る (モーニングコミックス)

■【オススメ】なんだこれは。予備知識なしに読んで、一体なんなのだろう?と。 何も全く知らずに読んだほうが面白いと思うのだが、まぁ、 レビューしないわけにはいかないので・・・。

4. 北川恵海、鈴木有布子/ちょっと今から仕事やめてくる

ちょっと今から仕事やめてくる (MFコミックス フラッパーシリーズ)

■【オススメ】パターン化したものの組み合わせだが、 ファンタジーに逃げないストーリーと、 辛気臭くならない絵との相乗効果で魅力的な一冊に。

5. 草川為/今日の婚のダイヤ

今日の婚のダイヤ (花とゆめCOMICS)

■【オススメ】可愛さを自覚し生きてきた ヒロインは29歳。結婚したいし理想も高い 彼女は誰と恋をするのか。

6. 鷹野久/骨董猫屋

骨董猫屋 (ねこぱんちコミックス ねこの奇本)

■【オススメ】5年ほど前の作品を集めた単行本のようだが、 え、なんで今まで出なかったの?これ、と思ってしまう一冊。 喋る猫が可愛く格好いい。

7. 山名沢湖/結んで放して

結んで放して (アクションコミックス)

■【オススメ】ありそうであまりない、 同人誌作りをテーマにした漫画。 続けることの難しさと、縁を切ることの難しさを描く。

8. 蟻子/あいすべき憂鬱

あいすべき憂鬱 (リュエルコミックス)

■【オススメ】アイス好きの男子高校生が恋に落ちた相手は、 女装男子だった。

9. 志摩時緒/君にしか教えない

君にしか教えない (楽園コミックス)

■【オススメ】幼馴染の恋バナに年齢差と再会という 要素を突っ込んだ一作。著者の他作品と連関しているような ので大きなストーリーの一部と思うのが良いのだろう。

10. 菊池真理子/酔うと化け物になる父がつらい

酔うと化け物になる父がつらい

■【オススメ】なかなかにヘビーな話を、 あけすけに描く、真摯なお話。


2016年のベストセレクション

・2016年もありがとうございました。紙書籍は結局読む時間がないので電子書籍オンリーに来年は戻します。また、ゴシップ報道の多い文藝春秋と徳間書店、内容に責任を持たないのに偉そうな新聞社各社の本は購入停止、粗製乱造なKADOKAWAは評判次第での購入に変更しました。サイトは閉鎖しない程度には頑張って更新していきます。

1. うめざわしゅん/ピンキーは二度ベルを鳴らす

■【オススメ】裏社会で有名な存在が 自分の行き方を貫くハードボイルドな物語。この設定でコメディ色を一切差し込まなかったストイックさが秀逸。 → ピンキーは二度ベルを鳴らす 1 (ビッグコミックス)
2. 堀尾省太/ゴールデンゴールド

■【オススメ】少女が拾ったものは福の神、なのか? 思い込みが交錯するブラックなコメディ。著者の前作は時空を移動してしまうSF「 刻刻 」。傑作だった同作と方向性は違うが、 こちらもオカルティック。密かに怖い。 → ゴールデンゴールド(1) (モーニングコミックス)
3. 河原和音/素敵な彼氏

■【オススメ】こんなボーイフレンド、いたらそれは最高だろう。結構面倒で薄っぺらそうになってしまう可能性があるヒロインを見事に描いた一作である。オススメ。 いやあ河原氏は上手いね。 → 素敵な彼氏 1 (マーガレットコミックス)
4. 志村志保子/ごちそうは黄昏の帰り道

■【オススメ】勘当された女性が一人暮らしを奮闘中。 そこで彼女は人生を意識的に生きるようになっていく。 この飄々とした感じはかなり好み。特に男性の不器用さは 海野つなみ/逃げるは恥だが役に立つ に似たテイストである。 → ごちそうは黄昏の帰り道 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)
5. 犬上すくね/蛇沢課長のM嬢

■【オススメ】有能な営業マンが実はマゾ、それで ご主人様としてロックオンされてしまったヒロインのお話。 話は極上だが、それを超えるのが猫雑誌から出張版の依頼があったというネタで、現実はちょいちょいフィクションを超えるよね・・・。 → 蛇沢課長のM嬢 1 (サンデーGXコミックス)
6. 森下suu/ショートケーキケーキ

■【オススメ】高校生下宿ものだが、主人公の性格といい、 彼女が下宿に至るまでの経緯といい、他の作品とは違うユニークさがあり素晴らしい。 結果的に真の主人公が別に設定されているかのような話になっているのだが、 この作品ではそうしたイレギュラーな展開が綺麗にハマっている。 → ショートケーキケーキ 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)
7. 真造圭伍/トーキョーエイリアンブラザーズ

■【オススメ】宇宙人ものか、上手な作家さんは よくやりたがるんだよなぁ、と思いながら読んだが、 兄弟ふたり出してきたところはさすがに巧い。器用な弟に不器用な兄。なぜ兄が送り込まれてきたのか、 その話を一巻巻末のエピソードで読者に公開して 巻またぎ。この構成も素晴らしい。 → トーキョーエイリアンブラザーズ 1 (ビッグコミックス)
8. 鈴木良雄/フルーツ宅配便


■【オススメ】この手の話はこれくらいの 一歩引いた絵で描くのがちょうど良いのかもしれない。 なお宅配のお話ではないので注意。デリヘルのお話です。 → フルーツ宅配便 1 (ビッグコミックス)
9. 馬場翁、輝竜司、かかし朝浩/蜘蛛ですが、なにか?

■【オススメ】トンデモ転生もの。 コミカライズ作品らしいが、これはマンガで読んだほうが面白さ倍増だろう。作画家さんは大変だろうが。 → 蜘蛛ですが、なにか? (1) (カドカワコミックス・エース)
10. 新川直司/さよなら私のクラマー

■【オススメ】まだ期待値込みのオススメではありますが。「四月は君の嘘」も良いが「 さよならフットボール 」 が大好きだった身には、その続編的作品ということで狂喜乱舞の一作。 → さよなら私のクラマー(1) (月刊少年マガジンコミックス)
今年の作品ではないので番外の2冊:
相場英雄、中山昌亮/書かずの753

■【オススメ】地方紙の記者はジャーナリストの前にローカリストなのだ。増刊だがビッグコミックオリジナル掲載らしい 大人で硬派な作品。→ 書かずの753(1) (ビッグコミックス)
草川為/世界で一番悪い魔女

■【オススメ】 学者と魔女のバディもの旅物語。 それぞれの人物に課す条件のつけかたが面白い。 草川氏の漫画は大好きです。電子版が紙書籍と同発だといいんだけど・・・ → 世界で一番悪い魔女 1 (花とゆめCOMICS)
以下は一巻完結もののベスト。こちらは旧作も含みます。
1. 岩本ナオ/金の国水の国

■【オススメ】いがみ合う2国で男女が出会う、 素敵だがリアリスティックなお伽話。 → 金の国 水の国 (フラワーコミックススペシャル)
2. 津田雅美/十年後、街のどこかで偶然に

■【オススメ】高校から10年後、 再開したオトナのお話。巧い! → 十年後、街のどこかで偶然に
3. 草川為/今日の恋のダイヤ

■【オススメ】人物が軽く繋がる、 恋をめぐる連作短編。著者だけに達者で、 いい読み心地。 → 今日の恋のダイヤ (花とゆめCOMICS)
4. こがたくう/宇宙のプロフィル

■【オススメ】 最近あまりないSF風味のファンタジー短編集。 → 宇宙のプロフィル (ヤンマガKCスペシャル)
5. 中川貴賀/リメインバッド

■【オススメ】悪徳警官か昔ながらの刑事ものかと 思わせて見事なツイストをかけてくる、 連続殺人犯探しの物語。正直反則技だが、 この構成は見事。絶品。→ リメインバッド (アフタヌーンKC)
6. ウチヤマユージ/よろこびのうた

■【オススメ】 老々介護の無理心中事件を追った記者が知った 真実とは。 素晴らしき逸品。 → よろこびのうた (イブニングコミックス)
7. 成瀬乙彦/ヒュプノス

■【オススメ】 彼の見る悪夢を他にも見ている者がいた。 宇宙人と精神世界で戦うダークファンタジー。 → ヒュプノス (ビッグコミックス)
8. 川辺蛙子/四月馬鹿

■【オススメ】可愛らしい青春ラブコメ。ここで終わってもいいけれど、 続きがあるなら読んでみたい。 → 四月馬鹿 (アクションコミックス)

9. スケラッコ/盆の国

■【オススメ】 霊の見える主人公が、同じ日を何度も何度も繰り返す。 → 盆の国 (torch comics)
10. つばな/ホブゴブリン 魔女とふたり

■【オススメ】夢想が暴走するファンタジー。 →ホブゴブリン 魔女とふたり (バーズコミックス)
【参考】
月間オススメ
2015年のベストセレクション
2014年のベストセレクション
2013年のベストセレクション 2013年のベストセレクション(全一巻本)
2012年のベストセレクション
2011年のベストセレクション
2010年のベストセレクション
2009年のベストセレクション
2008年のベストセレクション
2007年のベストセレクション
2006年のベストセレクション

2015年のベストセレクション

・2015年もありがとうございました。 レビュー対象を電子書籍にシフトしましたがタイムラグや価格差のない作品もあるため2016年は紙書籍と併行して購入しレビューする形に改めます。電子書籍は資産価値がないので紙書籍より2割以上は安くしてくれないと割が合いません。そのあたり消費者に優しくない考え方の出版社がありますね。そういう会社は極力軽視していきたいと思っております、はい。 また、献本いただけるというお申し出はこれまでお断りしてきたのですが購入漏れも多くありますのでご恵投をありがたく受けることに方針変更いたしました。  マンガに関係ない雑記も敢えて増やしましたが2016年からは日記ベースで、マンガのリリースやセールス情報と同じエントリのなかで処理していこうと思っております。 新年もよろしくお願い致します。
1. 九井諒子/ダンジョン飯
■【オススメ】 内容は、題名通り。クレイジーで超オススメ。 ダンジョンをめぐるファンタジーなのだが、数日に及ぶ冒険であれば食の話もあるだろう、ということで そこにグルメという要素を入れて、というかそこを強調して魔物など架空食材を調理する話に仕立てたところが 異常。こういう異常さが、エンタテインメントには必要なのだろう。
2. 沙村広明/波よ聞いてくれ
■【オススメ】今度こそ間違いなく、人の死なない漫画であるらしい。 その枠ハメの窮屈さからこそ生まれるものがある。 というか確実に面白い。 酔っ払ってくだまいて、その相手がラジオ局の人間で、素人なのにどもらず話がきちんとつながりオチもある主人公の話力に惚れるというお話。 マンガでラジオの話かよ、声も口調もわからねえよ読者は、と思いつつ、その内容が面白いのだから著者は凄い。あ、人が死なない漫画というのは著者があとがきだかで書いていました。信じております。
3. 眉月じゅん/恋は雨上がりのように
■【オススメ】 思春期の甘酸っぱさの、 その背景に挫折があるところが本作の隠し味。 アンニュイなイメージのある女子高生がバイト先のやもめ店長に惚れるという話。惚れた理由がはっきりしている 物語は素敵。現実の恋愛にはそこまでのロジックはないのが普通だろうけど。惚れられる中年店長が戸惑っているのもリアリティがあって、もどかしくも愛おしい話に仕上がっています。
4. カラスマタスク/ノー・ガンズ・ライフ
■【オススメ】ハードボイルド・サイバーパンク!格好良い。 主人公は、頭部が銃になっている人間。そういう人ばかりではないので異色な存在なのだが、 こういうSFらしい作品は昨今少ないので、話題に、人気になってほしい。まぁサイバーパンクの形をかりた ハードボイルドなので、読みやすいと思います。あ、絵は少々読みづらいかも・・・。でもそれを上回る魅力があります。
5. 大沼良太/地獄の教頭
■【オススメ】ハードコア教育漫画。 この教頭、教育界のゴルゴ13。狙った獲物は、逃さない。 教頭は地獄である、と言われるらしいが、この作品はそういう次元の話ではない。教育現場を守るため、彼は汚いことだろうと自分で手を突っ込み処理をしていく。 むちゃくちゃだが格好よい。綺麗事を言う教育者は、結局のところ、汚いところを触らなくてよいお立場だからだろうなとも思ったりする。とはいえここまではやらんでいいです。
6. 青木優/シンギュラー
■【オススメ】楽園はどこか遠くにあるのではない。 そこが楽園と思えば楽園なのだ。 地球滅亡を前に、地球外惑星に転送機で移住するという話。しかし本来は楽園などなく、別の目的でもって人々は人選されていた。という、こちらもSF。ところで、表紙のこの少女の目が、いいんだ。こういうぐっと来る目のキャラクターが出てくる作品はそれだけで引きこまれます。
7. マキヒロチ/吉祥寺だけが住みたい街ですか?
■【オススメ】吉祥寺・イズ・デッド。 不動産屋を舞台にしたマンガはたまにある。 街を描くマンガもある。その組み合わせとして描くのが普通の手法に思うが、 本作の場合は、吉祥寺をベースとしながらも吉祥寺を描かない、東京の街紹介漫画というのが意表をついていて面白い。
8. 安藤ゆき/町田くんの世界
■【オススメ】 この少年は格好良く愛おしい。 要領が悪くて自分自身も自覚している少年が主人公。そんな少年は自覚していない能力があって、 それは天性の人の良さからくる人たらしの能力だった。この人物の造形は、すごい。素晴らしい。
9. 外薗昌也、里見有/蟲姫

■【オススメ】誰もが美人と称する少女。しかし、 主人公にとって彼女に感じるのは、気持ち悪さだった。 マッドな人物が出てくるサイエンス・ミステリ的な側面もあり、 人間に擬態している昆虫に襲われるSFサスペンス的な側面もある。 まぁ、ヴァンパイアものに近いのだろう。 しっかりとした大きな物語が軸にあり、細かな設定が丁寧に作られた話は見事。 気持ち悪さを描く作品であり、その気持ち悪さを美人に抱くところが本作品の肝である。
10. こやまけいこ/かわうその自転車屋さん
■【オススメ】動物擬人化世界を舞台にしながら描くのは自転車話、 という組み合わせの妙。 主人公が坂の上にあるカフェ兼自転車屋に顔をだし、常連になる話。 そこは題名通り、小さなカワウソが店長をしている。 自転車オタクである彼のうんちくを交えた話が綴られていく。これを人間でやる話は結構あるので、動物にしたところがミソ。自転車も、動物のキャラも、手を抜いていないところに好感が持てます。
以下一巻セレクション

1. 有永イネ/鬼さん、どちら
2. 谷和野/魔法自家発電
3. 朔ユキ蔵/帰ってきたサチコさん
4. 安藤ゆき/昏倒少女
5. オノ・ナツメ /子連れ同心
6. カリブsong、田辺剛/サウダージ
7. 都陽子/地下アイドル、職場の男にバレまして
8. ウチヤマユージ/月光
9. はすまる /どすこいダイアリー
10. れのれの/ネットで会って30分で結婚を決めた話

【参考】
月間オススメ
2014年のベストセレクション
2013年のベストセレクション 2013年のベストセレクション(全一巻本)
2012年のベストセレクション
2011年のベストセレクション
2010年のベストセレクション
2009年のベストセレクション
2008年のベストセレクション
2007年のベストセレクション
2006年のベストセレクション


2014年のベストセレクション

・2014年も一年間ありがとうございました。今年は配送待ちのロス・積み上がる本の山・移動時の利便性という点から電子版に重点を移しました。結果、読みきれないのは変わりないにしても物理的な邪魔さは解消、思い立った時に買えるし携帯性も向上、ということで個人的には嬉しい一年となりました。一方で、いまだ紙と同時発売でない作品が多いため新刊キャッチアップという点では遅れをとる部分も出ております。ここはもう割り切って、来年も電子版の利便性を追求することとします。本当は電子版の場合、紙のように1巻から積み重ねていくみたいなことにしないで良い売り方がある筈だと思いますが、まぁそんなことを仕掛けてくるのは既存の出版社以外でしょうかね。では、今年のベストセレクションです。来年もご愛読よろしくお願い致します。

1. 矢樹純、加藤山羊/あいの結婚相談所
あいの結婚相談所 1 (ビッグコミックス).jpg ■【オススメ】「弁護士のくず」と同じ文法で作る、結婚相談所を舞台とした物語。 結婚は、条件に基づく契約である、という理念のもと、成約率100%を誇る結婚相談所の話。確かに、そういうものかもしれない。そんな設定の割に、話自体はハートウォーミング寄り、ただし鼻につく臭さがない。
2. 田島列島/子供はわかってあげない
子供はわかってあげない(上).jpg ■【オススメ】 高校を舞台にした、のんびりとした青春コメディの 類かと思ったのだが。大人になるための階段をのぼる冒険ジュブナイルの 一種だった。 上下巻完結の上巻。爽やかなジュブナイル。絵柄や構図のためか、興奮と距離を置いた描写で、とよ田みのる作品に近いテイストだろうか。新興宗教を絡めてやばい話に行くのかとおもいきや案外そうでもないのねという拍子抜けも含め、力の抜け具合が良い雰囲気を醸し出している。
3. 野村宗弘/満月エンドロール
満月エンドロール(上).jpg ■【オススメ】スイートな話かと思っていたら、 ほろ苦どころか、苦すぎる。 こちらも上下巻完結の上巻。著者特有のほんわかした浮世離れした雰囲気ではじまるが、途中から雲行きが怪しくなり、要するにこれが走馬灯の話であることがわかる。しかも、暗い。暗すぎる・・・のだが、この絵柄だと呑み込めてしまう。
4. 柏木ハルコ/健康で文化的な最低限度の生活
健康で文化的な最低限度の生活(1) ビッグコミックス.jpg ■【オススメ】また今度は凄いところに行ったなぁ・・・。 生活保護の現場を描く物語。 福祉の生活課という現場を描く話、という点でその題材に注目されて語られることも多いと思うが、実際の状況は踏まえつつも、あくまでもこれがフィクションであることを忘れずに編集部も著者も物語を転がして欲しいと願う一作。
5. 細野不二彦/商人道
商人道(1) (ビッグコミックス).jpg ■【オススメ】タイトルのルビはどうしようもなくダサいが、 内容もそういうモードだしそれで良いのか。 現代の商社マンを描くお話。それも題材がシェールガスでしかも舞台が中国というところが今現在の問題意識と合致しつつ現実の先を行っており、現実を後追いしただけの、(それは松下をモデルにしていた以上仕方がないのだろうが)「島耕作」シリーズとは心意気が違う。一方、後追いなのに結果的に不正解となる方向へ堂々と導いてしまっていた島耕作シリーズと比べ、本作の場合はどう転ぼうと主人公たちの運命が変わるだけ、というところがなかなかに上手いというか人が悪い作りである。その分、どう展開していくのか分からない面白さあり。
6. あずみきし/死役所
死役所 1巻.jpg ■【オススメ】 捻りのある死後の話。 ただインパクトある表紙は読者候補を遠ざけてしまいそう。 死者が死後に訪れる役所、という設定で構築する物語。死者にはそれぞれ異なる理由があるので、多様な話になるところが上手い。「お客様は仏様ですから」なんてセリフも用意しているところもニクイ。
7. Cuvie/絢爛たるグランドセーヌ
絢爛たるグランドセーヌ 1 (チャンピオンREDコミックス).jpg ■【オススメ】まっとうなバレエ漫画。 至極真っ当なバレエを描く少女漫画。槇村さとる作品か、と思うぐらい。それが、この掲載誌で、この著者で描かれていることへの軽い衝撃。ベストテンに入れたのはその衝撃のせいではありますが、衝撃抜きでもオススメの仕上がりです。
8. 手原和憲/夕空のクライフイズム
夕空のクライフイズム(1) (ビッグコミックス).jpg ■【オススメ】著者の目の付け所はサッカー漫画でも同様に上手い。 前作「ミル」の化け猫話のほのぼのさが素敵だった著者の次作はサッカーもの。似合うのかといえば、先にサッカー短篇集も出ているように、サッカーの勘所を掴んでうまく物語に仕立てている。「おおきく振りかぶって」のサッカー版に近い内容。一方で一筋縄ではいかなそうな裏のエピソードもありそうななさそうな、という伏線を用意しているところが最も上手い点かもしれない。
9. 蛇蔵/決してマネしないでください。
決してマネしないでください。(1).jpg ■【オススメ】科学実験学習マンガのような 内容。詰め込み具合が素敵な一冊。 主人公が専攻している物理学とはあんまり関係がないような気もするが、科学の話が実験交えて語られるユニークな作品。理系同士のオタクなサークルの中の話ではなくて、そういうことと無縁な存在を話の輪のなかに投げ込んでいるところがミソ。そうでありながら、手加減しないで色々なネタを突っ込んで読み応えあるものにしている点は、いかにも文系には受けそうな仕上がり。
10. 秋★枝/Wizard's Soul〜恋の聖戦〜
Wizards Soul 1 〜恋の聖戦(ジハード)〜 (コミックフラッパー).jpg ■【オススメ】架空のカードゲームの戦いを描いた作品。 なんだかわからないハズなのに、これはハマる。オススメです。 カードゲームのルール自体ろくに説明されずどんなシロモノかわからないのだけれど、それでも何か面白いように見えるところが凄い。

【参考】
月間オススメ
2013年のベストセレクション 2013年のベストセレクション(全一巻本)
2012年のベストセレクション
2011年のベストセレクション
2010年のベストセレクション
2009年のベストセレクション
2008年のベストセレクション
2007年のベストセレクション
2006年のベストセレクション


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